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テクニカルレポート
2015.06.12
実装基板テストにおける世界の最新動向と新提案
テストデータシステム(株)

 

(4)将来の発展性にすぐれたテスタのコントロールシステム構成

 図7に示すように、従来のボードテスタは、テスタハードウエアがHOST CPUであるWINDOWS PCに直接ぶら下がる構造をとっている関係で、作成されるアプリケーションプログラムは、WINDOWSのバージョンやPCのバージョンに依存してしまう問題点を抱えている。それに対して、SPEA社製インサーキットテスタ3030とフライングプローブテスタ4030は、WINDOWS PCをホストCPUとして、その下にテスト実行を行うSPEA社オリジナルの専用テスタCPUを有している。これにより、一度作成したテストプログラムは、WINDOWSのバージョンや、PCのハードウエアバージョン(CPUスピードなど)や、システムソフトのバージョンに依存することなく、使用することができる。

図7 CPUのコントロール機能

3.SPEAテスタの総合的特徴

(1)インライン化に対するすぐれた対応力

 SPEA社は元来、テストラインのインライン化を得意としており、ワールドワイドにて多くの実績を有している。特にオートモービル関連を得意とし、24時間体制でインライン稼働する設備の実績が多くある(写真5、写真6)。

写真5 インラインテスト

写真6

 

 

 

会社名
テストデータシステム(株)
所在地