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テクニカルレポート
2023.04.04
JIMTOF2022
メカトロニクス 編集部

■コンパクトで高精度な測定器

 (株)マグネスケールでは、コンパクトなデジタルインジケータゲージ『μMATE+』の『DU10-12』と『DU10-30』を紹介。

バックラッシュのない、新開発のユニークな可動機構によって、戻り誤差を低減。位置検出にはインダクタンス値を計測するセンサを採用しており、シンプルな構成でアブソリュート値を取得できる製品で、同社従来機種である『LU20』の機能をそのまま一体型している。測定範囲:12mmの『DU10-12』は分解能0.1μm、精度:1μm。測定範囲:30mmの『DU10-30』は分解能0.5μm、精度:1.5μm、となっており、いずれもBluetoothを標準搭載。ブース内では、(株)T Projectが販売する製造支援アプリケーション作成プラットフォーム『TULIP』との連携のデモが行われていた。

デジタルインジケータゲージ『μMATE+』に関する展示

 

■すぐに使え、予兆検知を実現するIoT

 THK(株)では、部品予兆検知を実現する製造業向けIoTサービス『OMNIedge』を紹介していた。

このサービスは、センサをTHKの部品に設置して電源を入れるだけでネットワークを自動構築するというもので、簡単に設置できる。センサで破損や潤滑状態などを数値化し、AIにより抽出された特徴量を4G/LTE回線で送信。通信は安全に行われ、さらにエッジAIがデータを解析し、閾値を超えたらメールで通知。蓄積されたデータによって学習、進化する。センサも通信機能もアプリもすべて入っており、社内ネットワークとの接続も不要である。回転部品向けのサービスもスタートしたことから、ブースでは、「ドカ停」を起こしやすい直動部品に適用したデモを行っていた。

製造業向けIoTサービス『OMNI edge』のデモ

 

■あらゆる設計に柔軟に対応

 イグス(株)では、Universal Robots対応製品として、多関節ロボットアーム『ロボリンク』とリニアガイド『ドライリン』をデモ展示していた。

『ドライリン』は、「ボールの転がり」ではなく「樹脂のすべり」で動く無潤滑/無給油の直動ガイドで、すべり面には低摩耗で固体潤滑剤が配合された高機能樹脂イグリデュールを使用。メンテナンスフリーで、粉塵や水、薬品、熱、衝撃などに高い耐性があり低騒音で、レールとキャリッジの豊富な組み合わせによりあらゆる設計に対応する。『ロボリンク』はモジュラ式、低コストな製品で、あらゆる用途でフレキシブルな使用が可能。ブースでは、ロボットの外部回転軸や第7軸としての組み込みに適した小型サイズでありモータと同社のD1 dryveモータコントロールを含めてすぐに取り付け可能であることがアピールされ、注目を集めていた。

『ロボリンク』と『ドライリン』のデモ展示

 

■バリを強力な超音波で除去

 (株)ブルー・スターR&Dでは、超音波バリ取り洗浄装置『PERION-DB』を紹介していた。

同製品は、キャビティーション強化システム付きの、手動の汎用超音波洗浄装置。独自技術により、球状星雲型のキャビティを超音波によって発生させ、これが発生する際の正の衝撃波と、消滅する際に発生する負の衝撃波とを1秒間に2万回繰り返すことで疲労破壊が起こり、バリが除去される、という機構。金属、プラスチック、セラミックス、複合材の切削/研削、プレス成型精密加工後の極小バリなどの様々なバリを強力な超音波で除去し洗浄するもので、洗浄液は、純水、市水と環境に優しく、炭化水素系溶剤はS型(安全増防爆)、となっている。

超音波バリ取り洗浄装置『PERION-DB』

 

同展示会の次回開催は、2024年11月5日(火)〜11月10日(日)の6日間、東京ビッグサイトにて予定されている。

 

 

会社名
Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社
所在地