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テクニカルレポート
2023.04.04
産業交流展2022
メカトロニクス 編集部

中小企業の販路拡大や、企業間連携の実現、情報収集/交換等のビジネスチャンスの拡大に寄与する、中小企業による総合展示会『産業交流展2022』が、10月19日(水)〜21日(金)の3日間、東京ビッグサイトにおいて開催された。

 今年で25回目を迎える同展示会は、今後成長が期待される「情報」「環境」「医療・福祉」「機械・金属」の4分野を中心に数多くの製品や技術が紹介され、さらに特別企画では時世に即したテーマとして「DXゾーン」「脱炭素ゾーン」が設置されていた。

 

■RFIDと人感センサを組みあわせた新しい提案

 (株)C-t-iは、RFIDと人感センサを組みあわせた新しい提案として、『エリア検知センサー』の紹介を行っていた。

同製品は、人の検知だけでなく、認証作業も併せて行うことができる。具体的には、リアルタイムでタグ所有をしている関係者とタグを持たない関係者以外を判断し、エリアでの警戒対応が行える。「RFID」タグの所持者でレイヤーの管理も行える仕組みになっている。例えば、福祉施設では、職員しかタグを持たない対応で入所老人の徘徊検知などの利用も可能になり、いままで出来得なかったシステム提供が可能となる。

『エリア検知センサー』の紹介

 

■工場/倉庫の省エネに貢献

 (株)三矢研究所は、工場/倉庫の省エネに貢献するロボット搬送車『キャリマスター』の展示を行っていた。同製品は、同社が開発した大型ラジコンカーを礎に開発された。本体重量97kg、最大牽引重量500kg、登坂能力3度、最小回転半径1.0R〜、磁気ガイドテープ式稼働となっている。また、レーザレンジ&バンパーセンサによる二重で安全を確保している。

ロボット搬送車『キャリマスター』

 

■すべてが一体になったポータブルソーラー蓄電器

 (株)イーズワンは、すべてが一体になったポータブルソーラー蓄電器『E-700』の展示を行っていた。

同製品は、発電量の維持と小型化を両立させるため、展開可動式のソーラーパネルを採用し、パネルを折りたためば収納時に大きなスペースを必要としない。また、太陽光による発電に加え、家庭用電源(AC100Vコンセント)からの蓄電が可能で、天気が優れない日が続いても常時蓄電量の確保ができる。コントロールパネルは計4つのボタンによる簡単操作を実現し、スマートフォン/タブレット/その他モバイル端末の充電に便利なUSB出力ポートを4口搭載している。

ポータブルソーラー蓄電器『E-700』

 

■ペットボトルの効果的リサイクルに貢献

 (株)新和精機は、省エネ/省スペース、音が静かでコンパクトな、ペットボトルの効果的リサイクルに貢献する小型ペットボトル粉砕機『SPC-270/270A』の展示を行っていた。

同製品は、商業施設やビルなどのバックヤードに設置することで、施設内の自動販売機から発生するペットボトルを有価物として排出することができ、バックヤードの有効活用にも繋がる。企業の環境問題やリサイクル、エコ対策の取り組みとして、社内で発生するペットボトルを粉砕することでCO2削減や高度なリサイクルに貢献する。また、ペットボトル以外にも対応が可能。

小型ペットボトル粉砕機『SPC-270/270A』

会社名
Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社
所在地