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テクニカルレポート
2023.12.22
CEATEC 2023

■光造形方式を採用したセラミックス3Dプリンタ

(株)エスケーファインは、光造形方式を採用したセラミックス3Dプリンタ『SZシリーズ』の紹介を行っていた。

同製品は、光造形(スラリー造形)方式を採用し、高精細/高精度な造形が可能。既存工法では困難な自由な発想での造形デザインを実現する。研究/開発/量産フェーズに適した3Dプリンタで、エネルギー/環境、医療/歯科、エレクトロニクス、装置部品など、様々な分野での材料研究や新たなデバイス開発に活用できる。

『SZシリーズ』で造形したサンプル

 

■コンパクトな収納スペースで大きなストロークを実現

(株)Robo Sapiensは、コンパクトな収納スペースで大きなストロークを実現する伸縮アクチュエータ『BambooShoot Actuator』の展示を行っていた。

同製品は、巻尺の機構を応用し、金属テープを巻いて収納することで、約20cm四方の筐体から2m以上の長さまで伸長させることができる。また、先端にはカメラやセンサなど、様々なアタッチメントを装着可能。さらに、シリアル通信とROSに対応し、簡易に伸長距離を指定することができる。サイズの異なる2つのラインアップを用意し、用途に応じて使い分けが可能。

伸縮アクチュエータ『BambooShoot Actuator』

 

■「AI認識結果」のみ出力することに特化

(株)Acculusは、「AI認識結果」のみ出力することに特化した、小型/低消費電力エッジAIカメラの展示を行っていた。

同製品は、2種類のAI処理チップを搭載。バッテリー動作により、従来は設置困難な場所にも設置することが可能。人密度測定、通行数カウント、年齢/性別、顔向き推定、顔認証など、多様なアプリケーションに対応することができる。

小型/低消費電力エッジAIカメラ

 

■ロボットをゼロから形にできる創造力

(株)アサイ・エンジニアリングは、ロボットをゼロから形にできる創造力で生産/量産化まで伴走支援するロボット開発コンサルティングの紹介を行っていた。

同社では、デザイン、エレクトロニクス、ソフトウエア、加工/製造など、開発に必要なリソースを豊富なネットワークから提案し、万全の開発体制でサポートする。同社独自の開発プロセスでは、「最初の一歩を踏み出す」ところから“ブレない/迷わない開発”を実現する。

ブースの展示風景

 

同展示会の次回開催は、2024年10月15日(火)〜18日(金)の4日間、幕張メッセにて予定されている。

会社名
Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社
所在地