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テクニカルレポート
2014.06.09
近未来の通信インフラに貢献する可視光通信
目で見える唯一の通信技術
株式会社 アウトスタンディングテクノロジー

  しかし、可視光通信は今まさに黎明期であり、高度な受光器を使いこなす市場の技術土壌も発展途上です。そこで当社は市場の喚起と基礎技術の普及、さらには自社商品ラインアップの拡充のため、受光器の単品販売だけにとどまらず、光/電気(O/E:Optical/Electrical)変換など必要な周辺技術を汎用性のあるモジュールとして製品化、販売を開始しました。 

写真3 汎用LED送信モジュール『LEC-RL DV1ch-L』

写真4 汎用LED送信モジュール『LEC-RL DV16』

 写真5 汎用受光モジュール『LEC-RP SM1C-L』

  汎用LED送信モジュール『LEC-RL DV1ch-L』(写真3)は、空間に向けて高速デジタル信号を可視光に重畳するLED変調器を搭載した発光モジュールです。小型化された反射集光型LED(LEC-RL)を1個搭載し、高輝度な広帯域増幅器と一体化した小型発光モジュールになっています。特徴は、外形:8×80mm、単一電源:定格 DC7.0V(5.2~8.7V)、高輝度:リフレクタ搭載型470nm近傍の短波長発光ダイオード搭載、汎用I/F:50Ωラインインピーダンスに整合した出力回路を搭載し同軸ケーブルを直接接続可能、帯域:0.1~10MHzまでの信号を重畳可能、などが挙げられます。
  汎用LED送信モジュール『LEC-RL DV16』(写真4)は、50Ωインピーダンス信号線I/Fから入力された高周波信号を可視光に重畳する高速変調発光モジュールです。小型化された高輝度発光LEDを16個搭載し、広帯域増幅器と一体化した小型変調発光モジュールになっています。特徴は、外形:60×80mm、独立電源:制御電源とLED電源を独立させ調光制御が外部より可能、高輝度:リフレクタ搭載型470nm近傍の短波長発光ダイオード搭載、汎用I/F:50Ωラインインピーダンスに整合した出力回路を搭載し同軸ケーブルを直接接続可能、帯域:0.1~10MHzまでの信号を重畳可能、などが挙げられます。
  汎用受光モジュール『LEC-RP SM1C-L』(写真5)は、空間に放たれた可視光に重畳された高周波信号を電気信号に変換し、50Ωのインピーダンスとして出力するOE変換ユニットです。低静電容量反射集光型受光器『LEC-RP』を1個搭載し、高感度広帯域増幅器と一体化した小型受光モジュールになっています。特徴は、外形:8×80mm、単一電源:定格 DC5.0V(4.8~5.2V)、高感度:可視光帯域全般に渡り高感度で、特に450nm近傍の短波長域でも感度を維持、汎用I/F:50Ωラインインピーダンスに整合した出力回路を搭載し同軸ケーブルを直接接続可能、帯域:0.1~30MHzまでの信号を受信可能、集光:LEC‐RPの高精度集光機能を使い微弱光源の信号/間接光/乱反射光も受信可能、などが挙げられます。

 

 

会社名
株式会社 アウトスタンディングテクノロジー
所在地
東京都中央区