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スペシャルインタビュー
2024.01.15
チャレンジする会社!ものづくりで社会をユタカに!!
〜多品種少量生産から量産まで高品質/低コストな製品を提案〜
ユタカ精工株式会社
代表取締役 豊岡 淳 氏

金属部品切削加工、樹脂部品切削加工、機械部品製造、各種部品組み立てで事業を展開するユタカ精工株式会社。今回は、同社の概要と人手不足に対応するロボット化への取り組み、それから加工技術などについて、代表取締役 豊岡 淳 氏にお話を伺った。

 

■御社の概要などについてお聞かせください

 

豊岡 : 当社は、私の父が1979年1月に創業した会社になります。元々父は職人で、ポンプ関連のメーカーに勤務しており、その会社を脱サラする形で当社を起ち上げています。

その企業様とは取り引き先として関係を継続させていただき、創業当時はその会社の量産品の切削加工をメインに事業を展開していました。

当時は量産品で数もあり、それほど大きな設備投資が必要ないといったことで、それなりの勝算はあったようです。しかし、そのような仕事はあまり長続きせず、色々な加工の仕事が来るようになり、次第に加工自体の難易度も上がっていき数も徐々に減っていきました。

それが1991年頃の出来事で、バブルが弾けた時と重なり、その年に私も当社に入社しています。私自身以前は、エンジニアとしてまったく業種の違うエレベータ関連の会社に勤務しており、父としては会社を継いでもらいたかったようでしたが、私としては今までの仕事を続けていきたいと思っていました。

しかし、突然父が脳梗塞と診断され、慌てて前職を辞めて入社した次第です。そして、ただ父が寝たきりとかではなく会社に出てこれるような状態だったので、基礎から色々と教えてもらうことができ、あとはクレーム処理などでお客様から学ばさせていただくことが多くありました。だだ、バブルが弾けた影響で会社の経営は苦しく、父の身体もどうなるか心配だったので、私にとってあの当時が今まで一番不安というか怖いという印象を覚えました。

そのような中、たまたまFAXで届いた「相模原市青年工業経営研究会」(以下、青工研)のメンバー募集が転機のきっかけになりました。青工研は、相模原商工会議所工業部会の会員で、中小企業の満42才以下の経営者またはこれに準ずる者によって構成されており、経営上の諸問題を広く研究/討議し、その成果を経営に利用して会員企業の経済的地位の向上を計っています。また、研究成果を発表して広く中小企業の利用に供し、相模原市工業の振興に寄与することを目的としています。

会社経営に関してまだ右も左も分からなかった私でしたが、青工研に入会したことで自身の不安も少しずつ晴れていきました。また、会に出席することでお客様や仕事仲間が徐々に増え、逆に当社で対応できない部分を連携し、補っていけるような体制づくりに協力していただくなど、会社の転機にも繋がっていきました。

これにより、それまで1社依存が強かった仕事も、お客様が増えることで少しずつ分散していきました。相模原市は、この青工研の繋がりが非常に強いことが特徴でOB会も存在し、現在もOBとして繋がりが続いています。

そして、1999年10月には父に代わり私が代表取締役に就任しています。その後、リーマンショックや東日本大震災が発生し、当社もそのたびに売り上げが落ち込み厳しい状況になりましたが、入社した頃の怖いというようなイメージはありませんでした。それは、入社した頃は何をすべきかまったく分からない状況でしたが、それなりに知識もついていたので、「仕事がなければ仕事を取ってこよう」と何をすべきか理解していたからです。

そして、人手がそれほどいなかったので営業活動は、基本的にメールによるDMなど営業ツールを利用したPR活動や、ホームページをメインに展開していきました。その結果、ポンプをはじめ、建機/半導体/食品関連など幅広い業界のお客様と取り引きさせていただいています。また、少しずつ設備投資にも力を入れていき、最近の主力となっている加工機は、インテリジェント複合機(写真1)とマシニングセンタ(写真2)になります。

さらに、社内の人手不足を解消するため、2017年に協働ロボットの導入も行っています。

写真1 インテリジェント複合機

写真2 マシニングセンタ

会社名
ユタカ精工株式会社
所在地
神奈川県相模原市