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テクニカルレポート
2025.02.21
SEMICON Japan 2024

■流量計と制御バルブを一体化

 東フロコーポレーション(株)は、流量計と制御バルブを一体化し、省スペース設置が可能なフローコントローラ『FLC-US40』の展示を行っていた。

同製品の主な特徴は、①高性能ステッピングモータ採用、②全閉から全開まで0.3秒の応答性、③Multi通信(Modbus RTU搭載、最大31連)、④制御範囲(1:20)、⑤オーバーシュート抑制機能、⑥積算予測機能、⑦簡単動作状況確認(8色LED)、などが挙げられる。

フローコントローラ『FLC-US40』

 

■半導体の抵抗率、キャリア濃度、移動度の測定が可能

 東朋テクノロジー(株)は、半導体の抵抗率、キャリア濃度、移動度の測定が可能な高性能ホール効果システム『HL9900』の展示を行っていた。

同製品は、モジュール式の設計コンセプトによりアップグレードが容易で、シリコン、化合物半導体、金属酸化物膜など、様々な材料の測定に適している。低抵抗と高抵抗の両方の測定機能を備えており、デュアル温度機能とオプションのクライオスタット(低温保持装置)により温度範囲を90K未満から500Kに拡張できる。材料特性評価、エピタキシャル成長の最適化、エピタキシャルのプロセスを改善、などの用途に適している。

ホール効果システム『HL9900』

 

■機器のマーケットニーズに対応した小型/軽量化モデル

 (株)ティ・アンド・シー・テクニカルは、機器のマーケットニーズに対応した小型/軽量化モデルの新型TOC計(全有機炭素連続測定器)『ACCURA-35 ts/its』の参考出品を行っていた。

同製品は、同社製『ACCURA-Ⅱ』の優れた性能と高精度な測定能力を継承しながら、機器のマーケットニーズに対応した小型/軽量化でより扱いやすいモデルに進化。また、タッチパネル型液晶ディスプレイによる操作性の向上に加え、トレンドグラフなどの表示情報もさらに充実している。さらに、使用用途によりディスプレイ内蔵型(35 ts)と分離型(35 its)を選択できる。確かな信頼性とユーザーフレンドリーな使いやすさで、産業分野におけるTOC測定および水質管理に大きく貢献する。

新型TOC計『ACCURA-35ts/its』

 

■様々な現場に対応する次世代オシロスコープ

 テクトロニクスは、ベンチからフィールド、製造ライン、車載、教室、在宅など、様々な現場に対応するミックスドシグナルオシロスコープ『2シリーズMSO』の展示を行っていた。

同製品は、小型/軽量デザイン設計により、性能を制限することなく、デスクスペースの有効利用が可能。前面/側面のI/Oにより、アクセス、接続も容易にできる。また、直感的な操作が可能な10.1型静電容量式タッチスクリーンとシンプルなユーザーインタフェースにより、すべての機能に簡単にアクセス可能。さらに、バッテリパックに2個のバッテリを装着することで、最長8時間の使用が可能(オプション)。

ミックスドシグナルオシロスコープ『2シリーズMSO』

 

会社名
Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社
所在地