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テクニカルレポート
2025.02.21
第46回 国際画像機器展2024

『国内最大・最先端のマシンビジョンが集う展示会』をテーマに、国内外からマシンビジョン・ロボットビジョン業界を中心に画像処理の最先端技術が一堂に会した『国際画像機器展2024』が、12月4日(水)〜6日(金)の3日間、パシフィコ横浜で開催された。

同イベントでは、ロボット関連の製品・サービスを取り上げた『ロボティクステクノロジーゾーン』を特設した他、『国際画像セミナー』『第34回 三次元工学シンポジウム』『ViEW2024 ビジョン技術の実利用ワークショップ』『IAJ-A3共同開催 画像技術セミナー』『第23回 偏光計測研究会』も同時開催された。

出展社数は192社、来場者数は3日間合計で15,686名(前回比128%)となった。

■ 会期:2024年12月4日(水)〜6日(金)

■ 会場:パシフィコ横浜

■ 主催:アドコム・メディア株式会社

 

■ユーザーの課題・問題をワンストップで解決

 バスラー・ジャパン(株)は、同社が提供する最新のビジョンソリューションの展示を行っていた。

同社はコンピュータビジョンの専門企業として、ユーザーの抱えるさまざまな課題/問題に対して企画立案から仕様策定までワンストップで応えるソリューションサービスを行なっている。ブースでは、解決事例を紹介するパネルのほか、カメラやモニタなどの各種機器も配置し、どのように解決したか、どのような効果をもたらせたかなども紹介していた。

同社ブースではビジョンソリューションによる問題解決事例を紹介

 

■AI検査機能の実装が簡単にできるAIモデル作成ツールキット

 (株)アルゴは、直感的なGUIで誰でも簡単に検査用AIが作成できるASUS製AIモデル作成ツールキット『AISVISION』の展示および同製品を利用した検査のデモンストレーションを行っていた。

同製品は、ノーコードでのAIモデル作成とシンプルAPIによる素早いAI検査機能の実装を提供。専門知識がなくてもAIモデルの作成を可能としている他、シンプルAPIで構成された推論用SDKによって少ないコード行数で既存アプリケーションにAI検査機能の追加実装が可能。

『AISVISION』によるデモンストレーションがブース内で行われていた

 

■イメージングデバイスと画像処理技術開発による画像センシングシステムを提案

 (株)シーマイクロは、画像センシングシステムに関連するデバイスや技術などの展示を行っていた。

同社は、『カメラ設計技術』『近赤外線を含む分光技術』『画像処理技術』『ソフトウェア技術』をコアテクノロジーとし、非接触外観検査などに用いられるラインスキャンカメラをはじめとするイメージングデバイスの他、基板やFPGA論理回路など画像処理技術開発を含めた画像センシングシステムの仕様提案から設計/開発、製造、販売、保守までの一貫対応を行っている。

同社が提案する画像センシングシステム

 

■何をどうするかはアイデアしだいの、DIY型を設計コンセプトにしたIoT機器

 (株)イマジオムは、DIY型を設計コンセプトにしたIoT機器『CWS』の展示を行っていた。

同製品は、必要なものを自分で作るDIY型を最大の特徴とするIoT機器。DIY型なので工夫やアイデアしだいで可能性は無限大、しかも自分で作るから早くて安価。試行錯誤の多いIoTの取り組みに最適。また、活用事例がまとめられている専用サイトには新しい活用事例が次々に追加されている状態で、事例のPDFデータは閲覧だけではなくダウンロードすることも可能となっている。

DIY型のIoT機器『CWS』

 

会社名
Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社
所在地