ビジネスコミュニケーションを加速する
BtoB ニュース専門サイト | ビジコムポスト

スペシャルインタビュー
2018.08.15
産業用配管部品/ 工業用エアー機器などを展示する ショールームを開設 〜
約2500点の展示で「製品を選ぶ楽しさ」を実感
サンワ・エンタープライズ株式会社
代表取締役 山田 匡司

ショールーム内の展示台レイアウトとしては、お客様がカップリング→継手→バルブといった順序で見て回りやすいよう、系統立てた配置を行っています。また、ショールーム内の1つの目玉として特別展示スペースを設け、期間限定で集中展示なども行っています(写真3)。この特別展示の情報は、当社のメルマガなどで発信しており、これを目当てに足を運ばれるお客様も増えています。

(写真3)

 

常時2名の社員が常駐しており、商談できるスペースも3個所用意していますが、お客様にはゆっくりとご覧になって頂くため事前の予約をお願いしています。最近では、1週間あたり5〜10社程のお客様にお越し頂けるようになり、平均で1〜2時間程度滞在されています。

このショールームに展示している製品の中で、自社開発品として力を入れている新製品が、軟質チューブのアセンブリ作業治具『チューブ・アセンブラー』です(写真4)。この製品は、従来手作業に頼っていた柔らかく細いチューブのアセンブリ作業を簡単/確実に行うための製品です。セットしてからアセンブリ完了までにかかる時間は数秒で、作業者の疲労を軽減し、作業環境の改善や生産効率の向上に貢献します。 この他にも、当社の柱となっている産業用配管部品と工業用エアー機器の新製品なども展示していますので、是非ご覧になって頂きたいと思っています。

(写真4)

 

 

■今後の展開についてお聞かせください

 

山田 : まずは、この「お台場 サテライト・ショールーム」を軌道に乗せていきたいと考えています。時間は少し掛かりますが、同業他社では見られない手法だと思うので、何とか結果を出せるよう楽しみながら取り組んでいくつもりです。

お台場が軌道に乗ったあとには、西日本地区にも同じようなショールームを設置したいと考えています。この「お台場 サテライト・ショールーム」開設に先駆けて当社のメルマガでアンケートを実施した際、「あれば行ってみたい」という回答を高い割合で頂きました。このアンケート結果は、我々の試みを後押ししてくれましたが、そのほとんどは関東地区のお客様でした。

そのため、関東地区というか東日本だけでなく、西日本にもこのようなショールームがあれば、さらに多くのお客様に満足して頂けるのではないかと思っています。場所としては、当社と接点のある企業が点在する京都または大阪が候補先です。

今後の事業展開としては、ショールームだけでなく、新たな発想による新製品の開発にも力を入れていきたいと考えています。さらには農業や趣味性の高い玩具といった異分野にもチャレンジしていくつもりです。

 

本日はお忙しい中、ありがとうございました。

会社名
サンワ・エンタープライズ株式会社
所在地
さいたま市浦和区