独自の印刷技術を活かし機能性に優れた紙の可能性を追求
〜様々なビジネスをサポートする包装材料を提供〜
森紙器株式会社
代表取締役 森 勇一 氏

■今後の展開についてお聞かせください
森 : 今後については、やはり時代の潮流に合わせて世界が目指していく方向性を見極め、“紙”という素材の可能性を活かし、それにマッチする製品開発を進めていきたいと考えています。最近よく聞かれる脱炭素やエコロジー、それから持続可能な開発目標であるSDGsなど、これらの目標に沿った製品をどれだけ開発していけるかが、大きなポイントになると考えています。
ここ2、3年は、コロナ禍に向けた製品開発を色々と進めてきましたが、ようやく少し落ち着きを見せてきたので、今度はイベントなどで使用する段ボールの家具にもチャレンジしていきたいと考えています。実は、すでに段ボールのベッドを一昨年開催された東京オリンピックで選手村に提供したり(写真6)、災害派遣時に自衛隊が使用するために提供したりしていました。選手村には1段のベッドでしたが、自衛隊が使用するベッドはスペースを有効活用したいというニーズがあったので、2段ベッドを開発して提供しています。

写真6 選手村に提供した『段ボール製ベッド』
このようにベッドだけでなく、再利用が可能なイベントなどで使用する様々な段ボールの家具の開発を進めていきたいと考えています。やはり、他社がやっていないことに目を向けていかないと当社のカラーではありませんし、他社がやっているから当社もやっていこうという考えは、私の中にはありません。
そのため、今後も独自の目線で時代の流れに沿った製品開発に、取り組んでいこうと思っています。
本日はお忙しい中ありがとうございました。
- 会社名
- 森紙器株式会社
- 所在地
- 埼玉県草加市

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