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スペシャルインタビュー
2022.07.12
時代のニーズに合わせた無停電電源供給器を提供
〜「環境」や「人手不足」をキーワードに事業展開〜
東京電源株式会社
代表取締役 夏目 昌彦 氏

■今後の展開についてお聞かせください

 

夏目 : 当社では、電源と環境衛生機器の2つの事業とも「環境」が1つのキーワードになっており、市場においてもそのような流れが急速に進んでいます。その中で、時代のニーズにより近づけるような取り組みを進めていきたいと考えています。

電源事業としては、メーカーという立場から色々な開発提案を今以上に進めていきながら、そこから派生するより細かなニーズにも対応していけるよう目指していきます。いづれにしても、使っていただける方に一番適したものを如何に提供していくかということが、この事業のテーマになると思っています。

また、事業の柱となるCATV市場についても、引き続き製品などの供給を進めながら、設計から製造まで一貫して行える当社の強みを活かし、CATV局が新たなサービスをスタートされる際には、何かお役に立てるようなことをしていきたいと考えています。

環境衛生機器としては、環境汚染に対しての環境貢献を目指しながら、世の中で進んでいる人手不足といった問題にも貢献していきたいと考えています。現在当社で取り扱っている製品は、水道水を材料として適切な濃度の酸性電解水やアルカリ性電解水を生成できるので、今まで箱入りの塩素水を購入して、そこから適切な濃度に希釈する手間やコストが省けます。また、使い終わった箱やプラスチックの容器は、最終的には廃棄しなければならないので、手間やコストだけでなく廃棄物の抑止にも繋げていけます。

人手不足の問題は、電源事業でも解消していけることが色々ありそうですが、当社だけでは難しいこともあると思います。そのため、今後は協業してもらえそうなパートナー企業の選定にも注力していく予定です。

 

本日はお忙しい中ありがとうございました。

会社名
東京電源株式会社
所在地
東京都足立区