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スペシャルインタビュー
2022.07.12
人の役に立つようなユニークで独自性のある製品を開発
〜ホログラフィカメラを始めとする幅広い製品を展開〜
有限会社 石川光学造形研究所
代表取締役 石川 洵 氏

■今後の展開についてお聞かせください

 

石川 : まずは、先程紹介させていただいた新製品であるマイケルソン干渉計『LDIF-M1』の販売に力を入れています。ターゲットとしては、企業や大学などの研究機関もそうですが、高校などの教育現場にも導入していただけるよう取り組んでいきます。

また、環境関連製品として工科系大学と共同研究で進めている「太陽電池を用いた電動アシスト自転車の充電の実用化」についても、強化を図っていきます。これは、従来のコンセントに繋いで充電する方法とは異なる独立電源化したものが、もっと普及してもいいのではと始めた試みで、ここからどんどん発展させていくことを目標にチャレンジしていきます。

さらに、ホログラフィについても一度は下火になっていますが、この技術を何とか守って行きたいと考えています。科学技術ではありますが、伝統工芸とも呼べるので世の中には必要であると思っており、これは私だけでなく、ホログラフィの世界を統括している研究会があるのですが、そこに在籍する同じ仲間の方々も、皆さん同じように続けていきたいと考えています。

なかなかビジネスには結び付けにくいことですが、技術の継承に向けた取り組みを、同じ志をもった方々とともに進めていきたいと思っています。

そして最後に、今まで色々とビジネスを展開してきましたが、基本的には「できるだけ人の役に立つ仕事をやっていきたい」といったことがベースになっており、今後もこのような考えを継続させながら、ユニークな製品の開発を目指していきます。

本日はお忙しい中ありがとうございました。

会社名
有限会社 石川光学造形研究所
所在地
東京都品川区