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スペシャルインタビュー
2023.05.15
プラスチックのリサイクルに貢献する減容効果の優れた減容機を提供
〜使用環境に合わせたカスタマイズで静音/長寿命/低コストを実現〜
株式会社 新和精機
代表取締役 岡本 日吉 氏

■今後の展開についてお聞かせください

 

岡本 : 基本的に今までは、安価でお客様の使用環境にマッチするカスタマイズ品を提供する形が主流でしたが、今後は需要の見込めるリサイクルの用途に対して、安価な標準品のラインアップを用意していきたいと考えています。特にペットボトルは、すでに多くの問い合わせをいただいていますので開発を進めていますが、あとはキノコの菌床栽培に使われるボトルをリサイクルできるような装置の開発にも取り組んでいます。

さらには、病院などで使用されている点滴の入ったプラスチックの容器も、従来は使い捨てで廃棄されていますが、これをリサイクルできるように粉砕して除菌洗浄するような装置の開発にも取り組みたいと考えています。そして、ある程度の量産体制を整えることで、今までとは違う提案の仕方ができると思っています。

勿論、今までのようにカスタマイズ品を提案していくような形は、引き続き行っていきますが、それに加えた新たなビジネススタイルとしての提案を始めていきたいと考えています。

また、私はペットボトルの回収方法について、独自の回収システムを構築したいと考えており、特にペットボトル排出量の約5割を占める自動販売機に対し、「どのような形でリサイクルにもっていけばよいのか」ということをテーマに色々と取り組んでいます。これが実現できると、大きなプロジェクトに発展すると予想されるので、まだまだ先の話になると思いますが、こちらも少しずつ実現に向けて取り組んでいきたいと考えています。

 

本日はお忙しい中ありがとうございました。

会社名
株式会社 新和精機
所在地
東京都西多摩郡瑞穂町