ラベル剥離機の老舗メーカーとして事業を展開するユニック産業株式会社。今回は、多様化するラベル剥離の様々なニーズに取り組む同社の概要と製品ラインアップ、また新たな事業の展開などについて、代表者 佐藤 恵樹 氏にお話を伺った。
■御社の概要などについてお聞かせください
佐藤 : 当社は、1975年8月に川崎市高津区で設立し、ラベル剥離機メーカーとして製品の開発/販売を中心に事業展開してきました。ラベル剥離機は、台紙からラベルを剥がす機械で、大量のラベルを必要としながらも、多様化が迫られる分野で貢献しています。
当社の製品は、工業関連から食品業界まで幅広く利用されており、販売開始から5万台以上にのぼる販売実績により、お客様から信頼をいただいています。
私は、2017年から当社の代表に就任していますが、元々は当社の取引先で組み立て/加工を行っていた有限会社津田山製作所(以下、津田山製作所)の代表でもありました。諸事情により、創業者である先代の会長から事業を引き継ぐ形となり、本社も以前と同じ川崎市高津区内で移転しています。
現在も、当社と津田山製作所の代表を兼務しており、当社はメーカーとして製品の設計/開発を行い、津田山製作所は当社のグループ会社として製造部門を担当する位置付けになっています。
また、事業展開についても色々と再編を進め、これまで多くのお客様とのお付き合いの中で、様々なカスタマイズから生まれたソリューションのノウハウを活かし、ラベル剥離機に限らず、多様なニーズに対応する取り組みを行っています。
2021年7月には、本社機能の強化を図るため、東京都品川区に開設していた東京事業所と本社を統合しています。さらに今年の1月には、新しい設備の導入を計画し、本社内にある工場だけでは手狭になるので、第二工場を本社のすぐ横に開場しています。新しい設備についても、機械は近日中に導入される予定になっています。
- 会社名
- ユニック産業株式会社
- 所在地
- 川崎市高津区
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