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テクニカルレポート
2014.12.25
低コストで耐久性に優れた気象観測機器
光学/電子工学/機械工学技術を駆使した製品開発
株式会社プリード

新エネルギー分野への取り組みについてお聞かせ下さい

  笹本:新エネルギー分野の急速な発展から、太陽電池の低価格化や安定供給が急務とされています。当社としても、これまで培った気象測器開発のノウハウから太陽電池関連の製品を開発しています。

  IVテスタ『PIV-2000』(写真6)もそのうちの一つで、ソーラシミュレータからのトリガ信号を受け、モジュールのIVカーブを測定する装置です。IVテスタの信号によりソーラシュミレータを発光させ、ソーラモジュール(サンプルモジュール)に照射し、バイポーラ電源を使用してソーラモジュールの出力をIVテスタに取り込み、最大出力Pmaxを測定します。

  太陽電池の生産ラインにおいて、長期間安定して測定できるため、国内の太陽電池メーカーなどに納入実績をもっています。

  また、太陽電池用太陽自動追尾装置『ASTX-500』という製品も用意しています(写真7)。この製品は、各種太陽電池パネルを搭載でき、太陽を自動追尾する装置です。太陽位置センサを取り付けることにより、内蔵CPUで完全自動追尾が可能で、常に太陽にソーラパネルを正対させることにより、太陽電池などの評価ができます。全天日射計/直達日射計/標準セルが搭載可能で、オプションでデータ処理システムも用意しています。

写真6 IVテスタ『PIV-2000』

写真7 太陽電池用太陽自動追尾装置『ASTX-500』

 

会社名
株式会社プリード
所在地
東京都福生市