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テクニカルレポート
2013.11.05
中国の展示会を通して思う、中小企業や経営者が抱くべき視点のもち方
セラコート工業(株)

 次に、この時期として日系企業が多く出展されている展示会が425日から27日までの3日間に行われた、『第22回中国国際電子生産設備兼電子工業展覧会(NEPCON CHINA2012)』(写真2)となる。当社でも数年継続してお世話になっている展示会で、今年も単独出展させていただいている(写真3?5)。

 

 

写真2 NepconChina2012の会場内

 

 

 

写真3 NepconChina2012の当社ブース

 

 

 

写真4 NepconChina2012の当社ブース

 

 

 

写真5 当社の展示品

 

写真6 NepconChina2012開催当日のShanghai World Expo Exhibition Convention Center

 

 同展示会の最大の特徴は、本年度から場所を『Shanghai World Expo Exhibition Convention Center』に移したところである(写真6)。上海世博展覧館の跡地という話題性ある開催地になったことで、賑わいがあったことは間違いない。ただ、はじめて新会場で行われたこともあり、主催者側も、細かな面において、従来ほどにはきめ細かに対応が行き届いてないという印象は受けた。しかし、今後継続していくことで解消されるものと判断している。

 同展示会の主催は、アジア・ASEAN圏での開催実績も多くあり、多国間戦略で訴求効果を狙う場合には情報を多く得られる、という特徴がある。当社でも、昨年度にアジア・ASEANを一回りしたので大変お世話になった。中小企業が自社製品の訴求を本格的に行う場合には、最適なエリアを選定しなければならない。これを短期間、単独で行うつもりなら同展示会はおすすめである。先にあげた『Productrinica CHINA2012』と同様に、活気のある展示会である。

 こちらの展示会でも、手はんだ付け作業の自動化を訴求テーマとしている企業が多く出展していた。当社でも同様に出展者側にもコンタクトを取り、その後のお付き合いをはじめている。同時に、来場者ではエージェントやメーカー、実際の作業を行っている工場責任者からも相談案件を多くいただいたので、今後、企業訪問や工場訪問をしながら課題を見いだし、活路を見定めていきたいと考えている。

 

 

会社名
セラコート工業(株)
所在地