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2013.11.28
『工業化』と『互換性』の進展
ちょっと途中下車 199駅目

 アメリカへの移民がイギリスから到着したのはアメリカの東海岸であった。移民が乗船したのはメイフラワー号で、到着した地を“新しいイングランド”という意味で『ニューイングランド』と名付けた。

 このニューイングランドで機械生産が始まり、水車を動力として、その後、蒸気が使用されるようになった。そして次第に工場の規模が整備されていったのである。

 東海岸に到着した移民はその後、西に向かって広がっていった。新天地を求めた『西部開拓史』の幕開けとなったのである。開拓時代はまだ物資の大半を輸入に頼っていたというが、広いアメリカで活動するには、斧、鋤、鍬、釜、鍋、釘、ボタン、靴、着物、鉄砲、荷車などが必要であり、初期の頃はヨーロッパからの輸入に頼っていた。

 開拓魂をもってアメリカに渡ってきた移民の中には成功者も現れた。そして成功者は多くの必要とする物資を購入したのだが、その後、ヨーロッパからの物資が滞るようになって、豊富な購買力があるにもかかわわらず物不足が続く状態となったという。

 実は、この頃はナポレオンとの戦争が始まっており、ヨーロッパ各国はナポレオンに対抗するために各国が結束し、ナポレオンのフランス軍と対峙することが最重要となり、これが1815年まで続いたという。当然ながら各国は戦争への対応、そして、ウオータールの戦い以後はヨーロッパでは自国復興が最重要課題となった。

 

 

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