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テクニカルレポート
2025.05.23
SMART ENERGY WEEK 春 2025

■通信機能でトレーサビリティに対応した自転・公転ミキサー

 (株)シンキーは、攪拌や分散、脱泡・脱気を大気圧下で同時処理できる自転・公転ミキサーあわとり練太郎シリーズ『ARE-312』の展示を行っていた。

同製品は、装置内部の温度上昇を抑制、通信機能によりトレーサビリティに対応、CE準拠の安全性(EN61010-1:2010+A1:2019)を確保、高負荷材料でも最大30分の長時間運転が可能、市販容器や手持ちの容器でも攪拌可能、セレクト/+/−の3つのボタンで各種設定ができて最大20のレシピを登録可能などの特徴をもつ。

自転・公転ミキサーあわとり練太郎シリーズ『ARE-312』

 

■最大120kHzのラインレートを実現するコンタクトイメージセンサ

 (株)エーディーエステックは、最新鋭CMOSセンサを搭載した高速コンタクトイメージセンサ『AxCIS(アクシス)』の展示を行っていた。

同製品は、Teledine DALSA社のCMOSラインスキャン技術をベースに開発。モノクロ画像をシームレスに撮像可能で、ファイバケーブル対応の高速インタフェースで最大120kHzのラインレートを実現。この他、同社ブースでは放射線を使用せず安全で導入コストを大幅に削減するHammer-IMS社の超音波センサ『U-Ray』をモニタとパネルで紹介していた。

コンタクトイメージセンサ『AxCIS(アクシス)』を展示していた同社ブース

 

■水素エネルギーの未来を支える流体制御技術を提供

 ビュルケルトジャパン(株)は、電気分解装置におけるセルスタックへの水の流量調節に適した電動比例制御弁『Type 3280』、水素(H2)を含む多様なガスの精密な流量制御に対応した水素用マスフローコントローラ『Type 8741』などの展示を行っていた。

同社は、高精度で耐久性に優れ、厳しい条件下でも信頼性の高い性能を発揮する、水素エネルギーの未来を支える流体制御技術を提供している。特に、水素製造/供給、燃料電池システムにおける流量制御や圧力調整の分野で多くの実績をもつ。

電動比例制御弁『Type 3280』、水素用マスフローコントローラ『Type 8741』などを展示

 

■モジュール型スマート蓄電ソリューションの第二世代

 トリナ・ソーラー・ジャパン(株)は、大型産業用蓄電池システム『Elementa(エレメンタ)2』の展示を行っていた。

同製品は、大規模発電所などにカスタマイズされたモジュール型のスマート蓄電ソリューションである大型産業用蓄電池システム『Elementa(エレメンタ)』シリーズの第二世代。LFPバッテリー、水冷式温度管理システム、バッテリー管理システム、火災感知・抑制システムを統合し、事前組み立てにより物流及び設置コストを削減。高い柔軟性、円滑な実装などを実現する。

大型産業用蓄電池システム『Elementa(エレメンタ)2』

 

同展示会の次回開催は、2026年3月17日(火)〜19日(木)の3日間、東京ビッグサイトにて予定されている。

 

会社名
Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社
所在地