社会やビジネスの「安全／安心」を実現する製品／サービスが一堂に会するセキュリティ総合展『SECURITY SHOW 2024』が、3月12日（火）〜15日（金）の4日間、東京ビッグサイトにおいて開催された。

同展示会は、『リテールテックJAPAN 2024』、『JAPAN SHOP 2024』、『建築・建材展 2024』、『ライティング・フェア 2024』、『フランチャイズ・ショー 2024』、『IFFT 東京国際家具見本市 2024』、『店・食・観光 トレンド展 2024』、『Good 家電 Expo 2024』との同時開催（日経メッセ 街づくり・店づくり総合展）で行われた。

■ 会期：2024年3月12日（火）〜15日（金）

■ 会場：東京ビッグサイト

■ 主催：日本経済新聞社

 

■変幻自在なセキュリティを実現

　日本ハルコン（株）は、常識にとらわれない変幻自在なセキュリティを実現するアモルファスゲート『AOG』の展示を行っていた。

同製品は、上下にフラッパーをセパレートすることでハイフラップ型とローフラップ型の2つから選択可能で、納入後にハイフラップ型へのアップグレードも低コストで対応できる。また、既存ゲートから設置面積を大幅に変えることなく同製品へのリプレイスを実現し、入れ替えによる大幅な改修工事を極限まで抑えることができる。液晶ディスプレイで高精細な通路案内表示を実現。

 

■撮影した映像情報からナンバープレート情報を自動的に抽出

　ビボテックジャパン（株）は、カメラで車両を撮影し、撮影した映像情報からナンバープレート情報を自動的に抽出して認証する『ナンバープレート認証システム』の展示を行っていた。

同製品は、同社製ナンバープレート認証（LPR）カメラを使用することで、ご当地ナンバーなど、ナンバープレートのすべての文字情報（自衛隊／外交官車両および二輪車両は対象外）に対応する。現在使用されているシステムと連携することで、様々な用途に対応できる。

 

■AIによる商品識別とキャッシュレス決済が可能

　高千穂交易（株）は、AIによる商品識別とキャッシュレス決済が可能なAI自動販売機『PickShop』の展示を行っていた。

同製品は、利用者が手に取った商品の映像を、ショーケース内に設置された2台のカメラで取得し、その映像をAIが解析することで、商品を自動的に認識する。商品の形状やサイズに関係なく、様々な商品を取り扱うことができる。従来の冷蔵タイプに加え、今回は冷凍タイプを新たにラインアップしている。

 

■様々なセキュリティ用途に対応

　綜合警備保障（株）は、様々なセキュリティ用途に対応する「ドローンパトロールサービス（仮称）」の参考展示を行っていた。

同サービスは、ドローンを採用したパトロールサービスで、巡回／巡視での利用、施設／設備点検での利用、状況把握での利用など、様々なセキュリティ用途に対応できる。ドローンからの映像は無線通信を介して遠隔地へのリアルタイム送信が可能（インターネット／Wi-Fi網の構築が必要）。

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