「未来のビジネスを拓く(Shaping the Future of Business)」をテーマに、国内外のナノテクノロジー技術を集めた世界最大級の展示会『nano tech 2024 第23回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議』が、1月31日(水)〜2月2日(金)の3日間、東京ビッグサイトにおいて開催された。
■ 会期:2024年1月31日(水)〜2月2日(金)
■ 会場:東京ビッグサイト
■ 主催:nano tech実行委員会
■ナノ力学特性評価およびナノトライボロジー特性評価の性能、柔軟性、使いやすさを追求
ブルカージャパン(株)は、ナノ力学特性評価およびナノトライボロジー特性評価の性能、柔軟性、使いやすさを追求した最新型ナノインデンター『Hysitron TI 990 TriboIndenter』の展示を行っていた。
同製品は、各種試験の制御機能/スループット機能、試験プロセスの柔軟性/多様性、測定結果の信頼性およびシステムのモジュール性に優れ、従来装置よりも過酷/複雑な条件での試験/材料研究を可能にした。また、新しいシステム制御ソフトウエア『TriboScan 12』によりシステムのセットアップ、操作/分析機能が扱いやすくなっている。
■nmオーダーの透明な異物/欠陥の評価が可能
大塚電子(株)は、nmオーダーの透明な異物/欠陥の評価が可能な光波動場3次元顕微鏡『MINUK』の展示を行っていた。
同製品は、nmオーダーの形状情報を非破壊/非接触/非侵襲で取得でき、1ショットで深さ方向の情報も併せて取得することにより、目視では見えない透明フィルム表面の傷や欠陥の断面形状や3次元形状を可視化し、数値化することが可能。さらにフォーカス不要で、任意の面を高速でスキャンして測定位置を決定することが可能。
■高品質/高精度なナノ粒子の大量生産を実現
アシザワ・ファインテック(株)は、高品質/高精度なナノ粒子の大量生産を実現するナノ粒子大量生産用分散機『MAXナノ・ゲッター HFM』の展示を行っていた。
同製品は、従来製品と同等性能をもつ、ナノ粒子分散の大量処理向けビーズミル。混合/攪拌機の構造をビーズミルに採用したことにより大型化へのスケールアップが容易となり、大量処理(時間あたり最大数百kg程度)が可能となった。対象物の種類や粘度の変化に応じてビーズの動きを自在にコントロールできるため、多種多様な対象物にも対応できる。
■特定の周波数の電波のみを選択的に反射/吸収/透過
(株)マルアイは、5Gのミリ波帯とSub6帯において、特定の周波数の電波のみを選択的に反射/吸収/透過できる『周波数選択性電波反射シート』の展示を行っていた。
同製品は、東京都市大学との産学連携により開発。厚み1mm以下の軽量薄型でありながら、高度な周波数選択性能と電波反射性能を有している。対応周波数は、使用用途に合わせて印刷パターンを変えることで、任意に調整できる(適応範囲目安:1GHz〜30GHz)。また、製造にはグラビア印刷技術等を活用することにより、将来的に低コストで広い面積をカバーする大判のシートの供給が可能。
同展示会の次回開催は、2025年1月29日(水)〜31日(金)の3日間、東京ビッグサイトにて予定されている。
- 会社名
- Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社
- 所在地
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