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テクニカルレポート
2025.07.28
Medtec Japan 2025

■多点同時はんだ付けを可能にするエリアレーザに対応した新型レーザヘッド

 (株)ジャパンユニックスは、はんだ付けのために開発されたレーザシステム『レーザはんだ付けユニット ULD-02』の展示を行っていた。

同製品の大きな特徴は、レーザ光を実装個所に照射するので非接触であること。新型レーザヘッドはさまざまな照射パターンに対応しており、多点同時はんだ付けが可能になるエリアレーザにも対応。また、オプションユニット『Thermo Pro』や専用ソフト『Soldering Manager』と組み合わせることで温度制御やトレーサビリティも可能となる。

『レーザはんだ付けユニットULD-02』

 

■技術やノウハウを活かした多種多様な製品を展示

 ステラ(株)は、多種多様なスプリングや線材をはじめとした、同社線材部・電子機材部から各種製品の展示を行っていた。

同社はスプリングの材料と機械、プリント基板関連機材の総合商社で、新素材の『細くても切れない高強度のリード線』、Rを0.08mm狙いで作成した角ばった平線、ステンレスワイヤと電線のハイブリッド線である撚線(圧縮線)、ウェーブスプリング、タフステンばねなど、同社の技術やノウハウを活かしたパイプ╱線加工品、医療用加工品がブース内に並んでいた。

線材部╱電子機材部の各種製品が展示された同社ブース

 

■5W/10W、2D/3Dの4種から選べるUVレーザマーカ

 (株)清和光学製作所は、UVレーザマーカ『SLM-05

UV』の展示を行っていた。

同製品は、5W/10W、2D/3Dの4種から選べるUVレーザマーカのひとつ。波長は355nm、レーザ発振部と電源制御系を分割化し設置個所の省スペース化を実現している。ガラス/クリスタル/セラミック/各種プラスチック(PLA/PVC/PET/PE/PP/PS/PTFE/PMMA)/一部金属、それらのマーキング用途として使用できる。

UVレーザマーカ『SLM-05UV』

 

■ユーザーの構想実現や課題解決に向けて幅広くサポート

 山陽精工(株)は、知覚╱痛覚定量分析装置『PS-2100(参考出品)』やディスポーザブル電極の展示を行っていた。

同社は、薬事戦略/QMS構築/設計/試作・量産製造/製造業登録工場/国内外法規内など医療機器に関するユーザーの構想や課題に対し、設計製造の受託を含めた同社ツールだけではなく他社製品においても品質/有効性/安全性を確保してサポートを行うなど、要望に合わせて幅広く柔軟に対応している。

右が知覚╱痛覚定量分析装置『PS-2100(参考出品)』

 

同展示会の次回開催は、2026年4月21日(火)〜23日(木)の3日間、東京ビッグサイトにて予定されている。

会社名
Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社
所在地