社会やビジネスの「安全／安心」を実現する製品／サービスが一堂に会するセキュリティ総合展『SECURITY SHOW 2023』が、2月28日（火）〜3月3日（金）の4日間、東京ビッグサイトにおいて開催された。

　同展示会は、『リテールテックJAPAN 2023』、『JAPAN SHOP 2023』、『建築・建材展 2023』、『ライティング・フェア 2023』、『フランチャイズ・ショー 2023』、『IFFT2023 東京国際家具見本市』との同時開催（日経メッセ 街づくり・店づくり総合展）で行われた。

■会期：2023年2月28日（火）〜3月3日（金）

■会場：東京ビッグサイト

■主催：日本経済新聞社

 

■夜間や悪天候など見えにくい環境での　監視ニーズに対応

　EIZO（株）は、夜間や悪天候など見えにくい環境での監視ニーズに対応した高感度カメラ『SSZ／SSC-9700』の展示を行っていた。

『SSZ-9700』は光学35倍のズームレンズを内蔵したレンズ一体型カメラで、『SSC-9700』はレンズを付属せずに目的にあったレンズと組み合わせることにより、柔軟なシステム構成が可能なCマウントカメラ。両製品とも、212万画素の1/1.8型CMOSセンサを使用し、河川／港湾／その他自然災害対策、道路／重要設備の監視など、低照度環境下でも鮮明な映像が求められる様々な分野／用途で力を発揮する。

 

■企業受付の簡略化と来訪者の入退館　管理が可能

　（株）Fujitakaは、企業受付の簡略化と来訪者の入退館管理が可能な無人受付システム『モアレセプション』の展示を行っていた。

同製品は、担当者名や部署名検索により内線通話ができるシンプルな受付タイプから、QRコード受付、入館カード発行を行う受付タイプまで、様々な受付に対応できる。また、端末に触れることなく受付手続きが完了するタッチレス受付にも対応している。

 

■既存の扉に簡単設置

　（株）Keidenは、既存の扉に簡単設置できる非接触タイプのIC取替錠『Fe-Lock SE Plus+』の展示を行っていた。

同製品は、RFIDによりフェリカ／マイフェア規格のカードやおサイフケータイ機能付きスマートフォンをタッチすることで、情報を照合し施解錠が行えるNFCに対応した非接触IC錠。取り替えタイプで扉に加工することなく、現在取り付けている錠前から簡単に交換することが可能。そのため、施工時の手間やコストも削減し、低コスト／短期間で導入できる。また、建物の規模や用途に最適なセキュリティ／管理環境を提供するため、3タイプを用意。目的に応じたタイプを選択することができる。

 

■温度変化を視覚的に管理

　（株）マザーツールは、温度変化を視覚的に管理し、製品の品質管理や温度異常によるトラブル防止に適したサーモグラフィカメラの展示を行っていた。

同製品は、温度センサを搭載したカメラシステムで、設備やワークの温度を視覚的に確認することが可能。また、温度変化を検知してアラームや音声警告を出力することができる。

 

同展示会の次回開催は、2024年3月12日（火）〜15日（金）の4日間にて予定されている。