■部品管理のさまざまな課題を解決する自動倉庫

　JUKI（株）は、インテリジェントストレージマネジメントシステム『ISM』シリーズのAMR連携モデル『ISM3600F.A.』と部品保管ラック『Smart Rack Mobile』の展示を行っていた。

同シリーズは、コンパクトながらも大容量の自動倉庫。部品を自動で入出庫可能な他、部品管理における「棚卸作業に多くの工数がかかる」「先入先出ルールが徹底できない」などさまざまな課題を解決し、効率的で効果的な倉庫管理を実現する。

 

■ワンストップサービスや組み込み開発サービスを提案

　（株）相信は、同社が展開しているサービスの紹介を行っていた。

同社の事業内容は、プリント基板の実装、電子部品の調達、マイコン搭載制御機器の設計開発、それらに関する周辺業務などとなっている。ブースではそれらの中から、A／W設計 ・ 基板製作 ・ 部品調達 ・ 基板実装 ・ 検査 ・ 出荷までを同社が一括で請け負うワンストップサービスの他、少量生産向けEMS／ODMや組み込み制御システムの設計開発を行う『ZiPRO』を提案していた。

 

■スルーホール穴がねじ穴やソケットになる製品などを展示

　（株）マックエイトは、M5用表面実装用電源端子『PV-5-V／15-H』シリーズをはじめとした、プリント基板用端子やアクセサリー類の展示を行っていた。

同社は幅広い製品を取り揃えており、チップマウンタ対応でスルーホール穴がねじ穴になるスルーホールタップ『TH』シリーズ、チップマウンタ対応でスルーホール穴がソケットになる『ソケット君（AFシリーズ）』の他、LED用のスペーサ／ブラケット／ソケットなど、さまざまな製品がブースいっぱいに並べられていた。

 

■21世紀になってから日本で開発された新しい印刷技術

　（株）電気印刷研究所は、パネルやモニタを使って新しい技術である『電気印刷』の説明や紹介を行っていた。

同技術は、21世紀になってから日本で開発された印刷技術。10μmの電気回路印刷や1/100秒ほどの高速印刷が可能、印刷板はPCで作成できるので少量生産にも柔軟対応、3次元曲面にも電気回路の作製が可能、従来のエッチング法ではなくめっき法なので環境にやさしいプロセスで印刷が可能などのメリットがある。

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