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テクニカルレポート
2025.01.21
第7回[名古屋]ネプコン ジャパン/第7回[名古屋]オートモーティブ ワールド/ 第4回[名古屋]スマート物流 EXPO/[名古屋]Factory Innovation Week 2024

■防爆エリア点検のリモート化に対応

 LiLz(株)は、防爆エリア点検のリモート化に対応する完全無線型防爆IoTカメラ『LC-EX10』の展示を行っていた。

同製品は、1台のカメラで様々なデザインの既存計器を複数同時に、一括で数値読み取りが可能。そのため、リモート点検を実現するために、計器種類ごとに新規のリモート対応デバイスを選定し、買い直す必要がない。また、バッテリー駆動、かつ無線ネットワーク通信(LTE)が利用できるため、電源/ネットワーク工事不要で即日起ち上げ可能。本質安全防爆構造(ガス防爆ゾーンはZone2に対応(Ex ic IIC T6 Gc)、粉塵防爆ゾーンはZone22に対応(Ex ic IIIC T85℃ Dc))を備え、ガスや粉塵の存在する幅広い環境に設置することができる。

完全無線型防爆IoTカメラ『LC-EX10』

 

■金属および複合材料に対応

 (株)ファソテックは、金属および複合材料に対応したMarkforged社製の工業用カーボンファイバ3Dプリンタ『FX10』の展示を行っていた。

同製品は、2つのプリントヘッド光学センサを装備し、このレーザマイクロメータ機能により、プリント中に寸法の検証とキャリブレーションを強化。また、7インチのタッチスクリーンを装備し、造形の開始、プリンタの状態の監視、手動制御、自動キャリブレーションルーチンの開始といったすべての操作を1個所から実行可能。

工業用カーボンファイバ3Dプリンタ『FX10』

 

■最大積載重量100kgで物流倉庫や製造業などのDX化に最適

 ソフトバンクロボティクス(株)は、最大積載重量100kgで物流倉庫や製造業などのDX化に最適な自律走行搬送ロボット『CARTI100』の展示を行っていた。

同製品は、クラウドに加えてオンプレミスにも対応し、高セキュリティの場所でも安全なNW接続が可能。工場内での部材の運搬や物流倉庫でのコンベアとの連携、ピッキングなど100Kg以下の軽量物を運ぶのに適しており、小型のボディで人の行き交う場所でも問題なく回避しながら稼働する。複数ロボットでも安定して稼働することができるため、ロボットを利用した大規模な業務効率化が可能。

自律走行搬送ロボット『CARTI100』

 

■低コストで導入しやすい物流ソリューション

 (株)OMKSは、3DカメラメーカーPERCIPIO社の3Dカメラを使用し、低コストで導入しやすい物流ソリューションの提案を行っていた。

ブース内では、3Dカメラで寸法を計測すると同時に重量計測、画像取得、バーコード読み取りを行う装置である『ダイナミックDWS』のデモが行われ、動いている荷物の3辺サイズ、重さを計測してIDと紐づけできる事などが紹介させていた。

『ダイナミックDWS』のデモ

 

これら4つの展示会の次回開催は、2025年10月29日(水)〜31日(金)の3日間、ポートメッセなごやにて予定されている。

会社名
Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社
所在地