2023年10月25日(水)〜27日(金)の3日間、ポートメッセなごやにおいて、エレクトロニクス機器の多機能化/高性能化を支える世界最先端の電子部品/材料や、製造/実装/検査装置が出展される「第6回[名古屋]ネプコン ジャパン エレクトロニクス開発・実装展」、が開催された。併せて「第6回[名古屋]オートモーティブ ワールド クルマの先端技術展」「第3回[名古屋]スマート物流 EXPO」「[名古屋] Factory Innovation Week 2023」も同時開催され、会期中の来場者は合わせて26,606名に上った。
■ 会期:2023年10月25日(水)〜27日(金)
■ 会場:ポートメッセ名古屋
■ 主催:RX Japan(株)
■プラズマ処理効果を手軽に「見える化」
(株)サクラクレパスでは、プラズマ処理効果評価ツール『プラズマインジケータ PLAZMARK』を紹介。プラズマ中の活性種(ラジカルイオン)によって変色する機能性色材を用いた評価ツールで、プラズマ強度に応じて連続的に変色するためプラズマの処理効果を細かく評価できる。ブースではマーカー型の大気圧プラズマ用(高感度)を参考出品。マーカーで塗布/筆記した線がプラズマ処理することで青からピンクに変色する、というもので、細かい部分や入り組んだ部分への対応や、フィルムに塗布してRoll to Roll処理の評価も行える。
■はんだ付け品質の向上と最適化を実現
JBC Soldering Japan(株)のブースでは、同社が展開する精密バッテリー型システム、はんだ付けステーションなどを紹介していた。バッテリー型システムは、改良された最新のバッテリーと同社独自のヒーティングシステムを採用した充電式/自立型はんだごてで、デバイスを使ってはんだ付け品質の向上、最適化を実現。充電はスタンド内蔵の充電器で簡単に行える。ブースではバッテリー型システム デュアルツール『BIP-9DB』を展示し注目を集めていた。
■1000点以上の規格部品トレーを用意
(株)ロジカルアイでは、同社が展開する幅広い工業用規格部品トレーのラインアップを紹介していた。
同社のトレーは、規格部品トレーだけで1000点以上が用意されており、これらの中から選ぶことができるので、金型を起こす手間がなく、コストダウン、納期の短縮を実現でき、小ロットの注文も可能。理想的な出荷梱包や、現場/倉庫などの部品整理に貢献する。希望のサイズを見つけやすい「トレナビサービス」も用意。また、トレーの種類は随時追加されている。
■ふき取り作業を自動化
(株)共栄興産では、自動ふきとりユニット『JF-2500』を紹介。
これは、従来は手作業に頼っていたふき取り作業を簡単に自動化する装置で、金属、ガラス、樹脂などあらゆる素材、形状の製品を自動ふき取りし、油膜などの除去、水分などの保水を行う。直交ロボット、エアシリンダシステムなどにセッティングでき、導入も低コスト。ふき取りロール素材もマイクロファイバやパルプなど多種にわたって用意されており、カスタマイズにも対応している。
次回の同展示会は、2024年10月23日(水)〜25日(金)の3日間、ポートメッセ名古屋での開催が予定されている。
- 会社名
- Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社
- 所在地
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