■多機能と高性能を実現

　レーザーテック（株）は、多機能と高性能を実現したハイブリッドレーザマイクロスコープ『OPTELICS　HYBRID＋』の展示を行っていた。

同製品は、2つのコンフォーカル光学系をベースに、微分干渉観察、垂直式白色干渉測定、位相シフト干渉測定、反射分光膜厚測定の6つの機能を搭載し、複数の装置を揃えないと実現できなかった観察／測定が1台で可能。また、レーザ顕微鏡に要求される様々な観察／測定機能において、業界最高水準を実現。さらに、専用の計測／解析ソフトウエアには、簡単に計測／解析を行うためのサポート機能が充実している。

 

■PFAS規制に対応可能

 　日本電気硝子（株）は、撥水／撥油性能を有し、PFAS規制にも対応可能な『フッ素フリー撥水・撥油膜』の展示を行っていた。

同製品は、撥水／撥油性、PFAS規制非該当、可視光透過性、低摩擦、高耐熱性といった特徴をもつ。可視光透過率が高く、透明性が求められる用途にも適用が可能。用途例としては、プリント基板、医療用モニタなどが挙げられる。

 

■超音波アシスト切断により高速／高品質を実現

　（株）高田工業所は、超音波アシスト切断により高速／高品質を実現する超音波カッティング装置『CSX501』の展示を行っていた。

同製品は、同社独自の両端支持構造により、超音波振動を効率的にブレードへ伝達し、高精度な高速切断を実現。搬送ラインを最適化し、搬送タクトを同社比30％短縮。また、切断対象に残っているバリを除去することが可能な切断バリ除去機能を搭載している。

 

■ハードウエア開発製造ワンストップサービス

　マイトエレクトロニックCO.,LTD.は、ハードウエア開発製造ワンストップサービスの提案などを行っていた。

同社ブースでは、ハードウエア製品の開発から量産までの一連の流れや、デモ製品を展示。また、スタートアップ支援／社内新規事業の支援の一つであるアクセラレーションプログラム「Mighty Link」の取り組みと台湾スタートアップの紹介も行っていた。

 

同展示会の次回開催は、2025年9月17日（水）〜19日（金）の3日間、幕張メッセにて開催される予定。

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