■充実したラインアップで用途に応じた最適な光源を選定可能

　ハヤシレピック（株）は、ファイバ光源ルミナーエースのIR-LED光源装置『LA-HDF1060IR』『LA-HDF1100IR』の展示を行っていた。

同製品は、異物検査や透過撮影に適したモデル。1060nm／1100nm／1150nm／1200nm／1300nm／1450nm／1550nm、7種類のLED中心波長モデルがラインアップされており、用途に応じて最適な光源を選ぶことができる。この他、液体やフィルムの異物検査やシリコンウエハ透過撮影に適したハロゲン光源装置『LA-100IR』『LA-150IR』も展示されていた。

 

■コンパクトな筐体はそのままに色再現性や安定性を向上

　（株）マイクロ ・ テクニカは、ZiVID社の位相シフト方式高精度3Dカメラ『ZiVID』シリーズの最新モデル『ZiVID2+R』の展示を行っていた。

同製品は、これまでのコンパクトな筐体はそのままに撮像の品質を向上させ、幅広いワークに対応できるようにされたモデル。より高速となった撮像、色再現性や安定性の向上に加え、透明ワークや光沢ワークの点群を取得することも可能となっている。この他、LUCID社の次世代ToFカメラ『Helios2』などの展示も行っていた。

 

■静止物 ・ 移動物の寸法を一瞬で計測する3Dセンサ

　キヤノンITソリューションズ（株）は、静止物 ・ 移動物の寸法を一瞬で計測する高解像度 ・ 高速3DセンサであるZebra 3Dセンサ3Sシリーズの『3S80』の展示を行っていた。

同製品は、動的 ・ 静的対象物に対応する「パラレルストラクチャードライト」を使用した3Dセンサ、対象物に3Dセンサを向けるだけで高精度な点群データを取得可能、最大200万個の3Dポイントを45ミリ秒で取得可能、エンコーダ不要 ・ ハードウエアトリガーなしとセットアップが簡単ですぐに使用できるなどの特徴をもつ。

 

■キセノンランプの特性を最大限に活かせるように開発

　（株）スターマイクロは、キセノンランプの特性である自然光に最も近い光源を最大限に活かせるよう開発されたキセノンランプ用電源『PXE-300A-15』『PXE-500A-25』の展示を行っていた。

2つの製品とも、出力電流を外部で可変できるのでキセノンランプ用電源に最適、リモート機能により電源をオフにしなくてもランプの消灯が可能、補助電源出力を備えているのでFAN用／リレー用電源としても使用可能となっている。ファイバ光源装置、電子顕微鏡用調光電源、内視鏡装置などの用途に向いている。

 

同展示会の次回開催は、2026年6月10日（水）〜12日（金）の3日間、パシフィコ横浜にて予定されている。

 

• 1
• 2