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テクニカルレポート
2019.04.08
産業交流展2018

 

 首都圏(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)に事業所を有する個性あふれる中小企業などの優れた技術や製品が一堂に集結する『産業交流展2018』が、2018年11月14日(水)~16日(金)の3日間、「産業交流展2018」実行委員会の主催によって、東京ビッグサイトにおいて開催された。

 今年で21回目を迎える同展示会は、今後成長が期待される「情報」「環境」「医療・福祉」「機械・金属」の4分野を中心に数多くの製品や技術が紹介され、3日間の来場者数は14,221名を集めた。

 

 (株)Piezo Sonicは、磁場環境で利用できる位置制御用の高トルク超音波モータ『PSM60シリーズ』の展示を行っていた(写真1)。

 同製品は、磁石やコイルを利用せず、圧電セラミックを振動させ、そのエネルギーを駆動力とする小型/軽量でありながら同サイズのDCモータと比べ約5~10倍の高トルクを発揮する。

 そのため、非磁性モータを構築することができ、MRI内などの高磁場環境や磁場の影響をきらう半導体製造装置内などで利用することが可能。

 また、非通電、非制御で姿勢/状態を保持することができ、バックラッシュがないために装置のダイレクトドライブによる高精度な位置制御を実現する。

 

写真1 高トルク超音波モータ『PSM60シリーズ』

 

 大和電器(株)は、地震による電気火災の予防に貢献する感震ブレーカ『震太郎』の展示を行っていた(写真2)。

 同製品は、震度5強相当の地震波を感知すると、3分後に主幹ブレーカを自動的に遮断し(3分以内にリセットボタンを押すことで遮断を解除することも可能)、地震による電気火災といった二次災害を防ぐ防災対策製品。

 専門的な設置工事は不要で、アース付きのコンセントに差し込むだけの簡単設置。

 感震動作機能と同様の動作を強制的に実施できるテスト機能付き。


写真2 感震ブレーカ『震太郎』

 

 

会社名
Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社
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