⑤まとめ
●展望 — はんだ管理の自動化が拓くスマート実装の未来
SSシリーズは、単なる装置ではなく“管理そのものの自動化プラットフォーム”である。これにより、企業は「品質を属人化させない」体制を構築できる。今後はMES・ERPとのさらなる連携を進め、工場全体の最適化を支える中核システムへ進化していく(図5、図6、図7、図8、図9)。日本国内では龍城工業(株)が販売・技術サポートを担い、安心して導入・運用できる体制を整えている。

図5 コード仕様

図6 ラインアップ比較(SS-80S/165M/330L)

図7 リアルタイム稼働トラッキング(ログ管理画面の例)

図8 SSシリーズの全自動管理サイクル(保管~出庫)

図9 MES対応(Industry 4.0)
また、本システムの動作イメージや運用コンセプトは、YouTube「JTU Group Official Channel」にて公開されている紹介動画でも確認できる。誌面では伝えきれない実際の稼働シーンを視聴することで、システム全体の自動化プロセスをより直感的に理解できるだろう。
(YouTube ⇨ https://youtu.be/rTjLm__kmHs)
なお、本システムは、2026年1月21日(水)〜23日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第40回 インターネプコン ジャパン(エレクトロニクス製造・実装展)」において、(株)藤田製作所ブース(東展示棟E10-40) に実機が展示される。
誌面で紹介した自動化コンセプトやログ管理の仕組みを、実機を通じて確認できる貴重な機会となる。実際の運用環境下での動作を通じて、“はんだ管理の自動化”がもたらす効果を体感いただきたい。
さらに、SSシリーズの技術は、はんだ管理の枠を超えて応用が進みつつある。
現在、一部の印刷機メーカーとのデータ連携が検証段階にあり、印刷工程で使用される材料ロット情報や版情報と、倉庫側のはんだ管理データをシームレスに照合する仕組みの確立を目指している。
これにより、印刷前の材料確認から出庫・使用・履歴までを一貫してトレースでき、工程間のデータ連携による品質保証が現実のものとなる。
こうした取り組みは、材料管理から印刷・実装へとつながる“プロセス品質保証(PQA)”の実現に向けた重要なステップとして位置づけられる。
はんだ管理の自動化は今や単独装置の枠を超え、実装ライン全体のデジタル統合を支える基盤技術へと進化を遂げつつある。
<執筆>
JTU Pte.Ltd.(Singapore) Sales Director :鈴木 正人
<技術協力>
龍城工業(株) 常務取締役 :附柴 明俊
- 会社名
- JTU Pte. Ltd. / 技術協力:龍城工業(株)
- 所在地

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