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テクニカルレポート
2024.09.02
人とくるまのテクノロジー展2024 横浜

■様々なフィールドの評価試験に対応

 (株)高砂製作所は、電動パワートレイン/蓄電システムなどの電子部品・インバータ、パワコン、コンバータなど、様々なフィールドの評価試験に対応する電力回生型双方向直流電源『RZ-XAシリーズ』の展示を行っていた。

同製品は、シンプルをコンセプトに安定化電源に求められている出力の高安定化に重要な過度応答性のほか、優れたノイズ特性などを実現。また、周囲温度50℃時のフルパワー運転や2年間の製品保証など、高い耐久性を提供。さらに、本体の高さを従来機種(RZ-X 10kW)と比べ約60%削減し、出力電力も10kW→18kWと1.8倍の出力容量を実現。

電力回生型双方向直流電源『RZ-XAシリーズ』

 

■レゾルバ信号線を分岐してモータの角度/速度をリアルタイム計測

 アトセンス(株)は、制御状態にあるモータシステムにおいて、レゾルバ信号線を分岐してモータの角度/速度をリアルタイムに計測するレゾルバシステム計測器『RSM-100』の展示を行っていた。

同製品は、これまで不可能であった走行制御状態でレゾルバ信号を分岐してモータの角度/速度計測が行える。また、各解析の基準信号として活用できる。アプリケーション例としては、ベンチマーク/制御シーケンスの検討やマッピングの検証/実車試験/モータ、e-アクスルの性能評価に活用/音・振動の信号との同時計測/不具合調査、など。

レゾルバシステム計測器『RSM-100』

 

■AI搭載スマートモビリティ

 (株)NTTデータ オートモビリジェンス研究所は、AI搭載スマートモビリティである自動運転ミニカー 『CV-1 Auto』の展示を行っていた。

同製品は、同社の次世代自動車開発を効率的に高度にするツールである「ZIPC」のサイバー&フィジカルの知見を活かし、高齢化や少子化などドライバー不足が招く社会課題の解決に向けたイノベーションに向け、ハードウエア領域にも挑戦した製品。低速小型自動運転移動サービス導入に最適。また、ユースケースに合わせたセンサ構成/自動運転機能に対応可能。

自動運転ミニカー 『CV-1 Auto』

 

■xEV向け耐熱/耐火バスパー

 SWCC(株)は、xEV向け耐熱/耐火車載用被覆付き平角線(バスバー)の展示を行っていた。

同製品は、バッテリーの発火や異常発熱を想定した耐火性能を実現。また、薄型の配線が可能であり、他の電気部品のためのスペースを確保することができ、従来のケーブルと比較して、よりきつく、より正確に曲げ、成形することが可能。

耐熱/耐火車載用被覆付き平角線

会社名
Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社
所在地