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テクニカルレポート
2025.04.18
テクニカルショウヨコハマ2025 (第46回 工業技術見本市)

■さまざまなスライド方式/高さの各種スライドレールを展示

 (株)スカイは、さまざまなサイズやタイプがラインアップされているスライドレールの展示を行っていた。

スライドレールには、高さ10mmほどのものから重量物にも耐える50mmを超えるものまで数々のタイプがあり、スライド方式もシングルスライド/ダブルスライド/スリーメンバースライド/両側スライド/リニアモーションがある他、レールの長さや定格荷重なども多種多様。ひとことでスライドレールと言ってもバリエーションは実に豊かで、それらがブース内のパネル一面に展開されていた。

バリエーション豊かなスライドレールを展示

 

■流量計や電磁弁などさまざまな製品を使った配管サンプルを展示

 (株)リガルジョイントは、さまざまな同社製品だけで組まれた配管サンプルの展示を行っていた。

同サンプルには、羽車式流量計『FSシリーズ』、省電力型電磁弁『ソレノイドバルブRSV』、複数のセンサをコンパクトにまとめる『マジックマニホールド』、ホース用継ぎ手『カンタッチTH』、耐圧性に優れた『MEGAブレードホース』、パネルマウント継ぎ手『トップタッチ・トップタッチM』、逆流防止弁『Tomal』、3ポートボールバルブ『RV-2057N』など全面に同社製品が使われていた。

同社製品だけで組まれた配管サンプル

 

■サンプルを通して、セラミックス加工技術の可能性を訴求

 太陽精工(株)は、『セラミックスと金属のコラボレーション』と題し、セラミックス材料と金属を組み合わせた加工品の展示を行っていた。

同社は、アルミナセラミックスやジルコニア、炭化珪素などさまざまなセラミックス材料の加工を得意としており、アルミナ+ステンレスの糸ガイドやポンププランジャ、ジルコニア+S55Cのセンター、アルミナ+コバールのウエハ搬送用ロボットアームやボールバルブなどのサンプルを通し、セラミックス加工技術の可能性を訴求していた。

セラミックスと金属を組み合わせた『セラミックスと金属のコラボレーション』をブース内で展開

 

■狭いスペースや曲面に装着可能で、形状や発熱分布も自由自在

 シンワ測定(株)は、さまざまな形に加工された『面状発熱体』の展示を行っていた。

同製品は、金属箔に電気を通して発熱させるシート状の発熱体。最小厚0.08mmで柔軟性に富み、狭いスペースや曲面にも装着できる特徴をもつ。ヒータ回路の分布や形状を変えられるので発熱分布も自由。熱容量が小さく、面状なので急速な昇温も可能。また、オーダーメイドで設計/製造するため、ニーズに合わせた形状で供給することができ、ピアノの形を模したサンプルも展示されていた。

ピアノなど自由な形状での供給が可能な『面状発熱体』

 

同展示会の次回開催は、2026年2月4日(水)〜6日(金)の3日間、パシフィコ横浜にて予定されている。

 

会社名
Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社
所在地