素材/部品/研究開発/製造/IT/環境問題のハードとソフトが結集する首都圏最大級の工業技術・製品の総合見本市『テクニカルショウヨコハマ2025(第46回工業技術見本市)』が、2月5日(水)〜7日(金)の3日間、パシフィコ横浜で開催された。
同イベントは『技術を創る 未来を創る』をテーマとし、会場を『ニュービジネス/環境・エネルギー』『DX・IT・IoT』『加工技術』『機器・装置・製品・ロボット』『研究開発』『ビジネス支援』の6ゾーンで構成。新技術・新製品が発表された他、新規顧客獲得や商談、情報収集や技術交流の場としても利用された。また、主催者・併催の各種セミナーも開催。
出展社数は810社、来場者数は3日間合計で17,602名となった。
■ 会期:2025年2月5日(水)〜7日(金)
■ 会場:パシフィコ横浜
■ 主催:公益財団法人 神奈川産業振興センター、一般社団法人 横浜市工業連合会、神奈川県、横浜市
■女性でも扱いやすいハンディタイプのデジタル温度調節機
(株)スリーハイは、−199〜999℃まで対応するRoHS2対応のデジタル温度調節機『monoOne+Ao』の展示を行っていた。
同製品は、同社の『monoOne+B』の後継機種で、温度急下降検知アラート/異常温度上昇検知アラート機能を追加。抗菌/抗ウイルス/防カビ性能に優れ、温度表示は摂氏(℃)/華氏(℉)に対応。温度センサ付属ですぐに使用することができ、センサの付け替えも可能。また、センサ断線エラーなどの予測不可能な不具合にもエラー表示で知らせてくれる。

ハンディタイプのデジタル温度調節機『monoOne+Ao』
■4波長の赤外LEDで近赤外領域の太陽光を擬似的に再現
プラムネット(株)は、反射率測定器シリーズから遮熱特性測定器『TPH-01』の展示を行っていた。
同製品は、わずか3秒での連続測定やどこでも直接測定が可能。近赤外領域の太陽光を4波長の赤外LEDで擬似的に再現、正反射光を直接受光しない、塗面の凹凸に影響されにくい、データをPCにWi-Fi転送することでデータの加工や保管が可能などの特徴をもつ。LEDの波長や個数の変更が可能で、ニーズに合わせた測定器にカスタマイズすることができる。

遮熱特性測定器『TPH-01』
■加熱構造がイメージしやすくなるよう、製品本体ではなく部品を展示
アントム(株)は、製品本体ではなく加熱に関わる部品の展示を行っていた。
同社は、全長4m以下の小型リフロー炉(加熱炉)の専門メーカーで、日本国内のほか海外も含め、これまでに5000台以上の販売実績をもつ。本展示会では、来場者が加熱設備の仕組みや構成など、加熱技術の心臓部である加熱構造をイメージできるよう、実際に使用しているヒータと搬送の部品をブースに展示。この試みは、同社では初となった。

同社製品の心臓部とも言える加熱構造の部品(ヒータと搬送部品)を展示
■開発中の製品も含め、ロータリエンコーダや変調波レゾルバを展示・紹介
エクストコム(株)は、インクリメンタルロータリエンコーダや変調波レゾルバなどの製品を展示していた他、開発中の製品であるロータリエンコーダ『EV25CHシリーズ』『EV58Hシリーズ』の紹介も行っていた。
開発中の『EV25CHシリーズ』は中空径φ8mm・製品外径φ25mmで最大分解能は250000P/R、『EV58Hシリーズ』は大中空径φ30mm・製品外径φ58mmで最大分解能は500000P/Rとなっている。

『EV25CHシリーズ』『EV58Hシリーズ』は、開発中のロータリエンコーダ
- 会社名
- Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社
- 所在地

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