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テクニカルレポート
2019.05.17
第11回 オートモーティブ ワールド
実装技術編集部

 自動運転、クルマの電子/電動化、コネクティッド・カー、軽量化など、自動車業界における先端テーマの最新技術が一堂に出展される『第11回 オートモーティブワールド』が、1月16日(水)~18日(金)の3日間、東京ビッグサイトにおいて開催された。

 同展示会は、『第11回[国際]カーエレクトロニクス技術展 ~カーエレJAPAN ~』、『第10回 EV・HEV駆動システム技術展 ~EV JAPAN ~』、『第9回 クルマの軽量化 技術展』、『第7回 コネクティッド・カーEXPO』、『第5回 自動車部品&加工 EXPO』、『第2回 自動運転 EXPO』の6展で構成され、3日間の来場者数は37,657名を集めた。

 

 ブラザー工業(株)は、高出力により素早く高品質な印字が行える高出力ファイバレーザマーカ『LM-3200Fシリーズ』の展示を行っていた(写真1)。

 同製品は、20W(発振器での出力)の高出力レーザにより、印字の種類も文字をはじめ、バーコード/2次元コード、画像や図形などに幅広く対応する。

 ヘッドからファイバユニットとケーブルの取り外しが可能で、ファイバユニット側にてレーザの光軸を設定してあるため、取り付け時の調整作業も不要。

 小型のヘッドは、IP64に対応しているため、過酷な生産現場にも対応可能。

(写真1)高出力ファイバレーザマーカ『LM-3200Fシリーズ』

 

 電子磁気工業(株)は、高機能と高分解能を実現するガウスメータ『GM-5015』の展示を行っていた(写真2)。

 同製品は、24ビットのA/Dコンバータを使用し、±40000の高分解能を有している。

 ディスプレイは、蛍光表示管(VFD)で遠くからも見やすく、各種機能、モードをダイレクトに表示、選択できる。

 絶対値ピーク、有極性ピークに伴った比較、アラーム機能など豊富な機能に加え、AC測定に関しても5kHzまで、またパルス磁界の最大値と磁界測定ができるように設計されている。

 オートキャリブレーション方式を採用しているため、プローブは電源を投入後、直ちに測定が可能。

(写真2)ガウスメータ『GM-5015』

 

 (株)バイオスシステムは、GPS衛星を利用したGVS速度/距離計『VGVS-SP6Ci』の展示を行っていた(写真3)。

 同製品は、2チャンネルの入力または出力が可能で、CAN入力時はGVSに同期してUSB出力、CAN出力時は速度や座標データを出力。

 表示器は、車速や衛星数、各計測モードの演算結果を表示。

 6軸ジャイロ(3軸加速度+3軸角速度)を搭載し、補間機能を強化。

 また、ブレーキ試験や発進試験などの計測/結果演算機能を搭載している。

 計測/演算結果は、各計測モードごとにCSV保存が可能。

(写真3)GVS速度/距離計『VGVS-SP6Ci』

 

 

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