自動認識技術/ソリューションの専門展『第25回 自動認識総合展』が、9月13日(水)〜15日(金)の3日間、東京ビッグサイトにおいて開催された。
同展示会は、“未来をつなぐAUTO-ID”をスローガンに、自動認識の先進技術や、「モバイル&ウェアラブル」、「画像認識」など、専門分野を集中的に観れるゾーンが設置されたとともに、事例でわかる自動認識(出展企業事例パネル展示=DXを推進する業種別自動認識システムの事例)や自動認識システム大賞受賞作品の発表など、多彩な展示企画が用意され、3日間の来場者数は9,108名を集めた。
■ 会期:2023年9月13日(水)〜15日(金)
■ 会場:東京ビッグサイト
■ 会期:(一社)日本自動認識システム協会
■高い視認性、操作性、柔軟性、堅牢性を実現
アイニックス(株)は、静電容量センサの「Smart CAPボタン」と「Smart LEDストリップ」により、高い視認性、操作性、柔軟性、堅牢性を実現するデジタルピッキングシステム『CAPTRON LED PIC』の展示を行っていた。
同製品は、1億回以上の操作が可能で、ボタン故障による業務停止を回避できる。「Smart CAPボタン」は、63mmのタッチエリアを備えた大きなディスプレイで、7セグメント表示と予め印刷されたシンボル表示が選択できる。
■ねじ頭部に樹脂成型したICタグを取り付け
ゼネラル(株)は、ねじ頭部に樹脂成型したICタグを取り付けた、UHF帯ねじ型RFタグの展示を行っていた。
同製品は、RFID機能を搭載した小型ねじで、つまみタイプのねじなので簡単に取り付けが可能。また、ラベルタイプにない耐水性を実現し、小型でありながら比較的高感度な製品になっている。
■1枚の画像から学習が可能
(株)システム計画研究所は、1枚の画像から学習が可能な製造業向け外観検査ソフトウエア『gLupe』の展示を行っていた。
人間の判断は、検査員のレベルや熟練度、日によって判断基準が揺らいでしまい検査結果にばらつきが発生するが、同製品は機械による安定した検査品質を実現。また、従来の目視検査と比較して高速かつ正確な検査を実現。独自のアルゴリズムと機械学習モデルにより、大量の製品を迅速に検査が可能で、コスト削減と生産性向上に大きく貢献し、省人化とリードタイムを短縮しながら製品品質を向上させる。
■温度/加速度/磁気/湿度をセンシング
日本ミクロン(株)は、温度/加速度/磁気/湿度をセンシングする『自己発電型センサータグ』の参考出品を行っていた。
同製品は、環境から電気を発電する自己発電型なので、給電のためのバッテリー交換や配線が不要。また、UHF帯RFID通信方式を採用し、ワイヤレスでデータ取得が可能。金属対応で、通信距離は最大30m(同社製測定器による、915〜925MHzでの数値)。
同展示会の大阪開催は、2024年2月21日(水)〜22日(木)の2日間、マイドームおおさかにおいて予定されている。
- 会社名
- Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社
- 所在地
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