医薬、化粧品などの研究/製造に関連する、あらゆる製品/技術/サービスが一堂に集まる専門技術展『第22回 インターフェックスWeek 東京』が、リード エグジビション ジャパン(株)の主催によって、11月25日(水)~27日(金)までの3日間、幕張メッセにおいて開催された。
同展示会は、『第2回 再生医療 EXPO 東京』、『第1回 フードテック ジャパン』、『第5回 ドリンク ジャパン』との同時開催で行われ、3日間の来場者数は19,953名を集めた。
横河電機(株)は、高精度なリアルタイムモニタリングと高度制御により動物細胞培養を自動化するアドバンストコントロールバイオリアクターシステム『BR1000』の展示を行っていた。
同製品は、グルコース濃度ならびに乳酸濃度、生細胞密度を測定するインラインセンサ、比速度をリアルタイムに推定するソフトセンサを搭載。
細胞培養のために専用設計された高度制御アルゴリズムにより、インラインセンサ値に基づく高精度なグルコース濃度の自動制御が行える。
豊富な制御機能と使いやすさを追求した製品で、今年度末までの発売を予定している。
アドバンストコントロールバイオリアクターシステム『BR1000』
アズワン(株)は、GMPに準拠したクリーンルームにおける環境モニタリングの自動化を実現するポータブル型気中パーティクルカウンタ『MET ONE 3400+シリーズ』の展示を行っていた。
同製品は、自動化されたSOPとサンプリングマップを統合できる機能を搭載し、多くのトレーニングの必要なく、サンプリングエラーを削減できる。
シンプルで安全なデータ管理により監査を簡単にでき、クリーンルームでの作業に最適な設計になっている。
また、設定不要の優れたネットワークを実現している。
ポータブル型気中パーティクルカウンタ『MET ONE 3400+シリーズ』
(株)オプティマは、最大300m³の空間消毒が可能な介護/医療施設向け過酸化水素ガスプラズマ消毒装置『PASSTECH P300』の展示を行っていた。
同製品は、プラズマで活性化させた空気の中に過酸化水素の微粒子を乗せて噴射することで、高い消毒能力を実現する。
噴射時間は1m³あたりわずか5秒で、消毒作業を完了してから施設への出入りが可能になるまでの換気時間も短い。
細菌/結核菌/真菌/コロナウイルスを含む各種病院性ウイルスを死滅させることが可能。
消毒作業中に発生させた過酸化水素ガスは、水と酸素に自然分解され、消毒液から残留物が残らないため、拭き取りなどの事後処理が必要なく安全に消毒できる。
過酸化水素ガスプラズマ消毒装置『PASSTECH P300』
(株)クボタ 精密機器事業ユニットは、高精度計量をネットワーク化し、データの管理や出力を可能にする本質安全防爆型電池式デジタル台はかり『KL-ISシリーズ』の展示を行っていた。
同製品は、暗い場所での計量ニーズに対応した最新仕様で、計量作業を見やすく、使いやすく、効率よく、はかどらせることができる。
最新の防爆技術基準、国際整合技術指針(2015)に適合し、ゾーン0の爆発危険場所での使用が可能。
最大8000件のデータを持ち出せるデータキャリアのほか、様々なオプションを用意し、データ管理や出力ができるネットワークを構築できる。
本質安全防爆型電池式
デジタル台はかり『KL-ISシリーズ』
日本ダイヤバルブ(株)は、軽量/コンパクト化、開閉トルク低減を実現した急速開閉型ハンドルタイプのバイオクリーンダイヤフラムバルブ『BQL400NB 形』の展示を行っていた。
同製品は、90度回転式レバーハンドルによる簡単操作と安定した閉止性能を実現。
ハンドル位置により、離れた場所からでもバルブの開閉状態が明確にわかる。
また、バルブの閉めすぎ防止による長寿命化を実現する。
バイオクリーンダイヤフラムバルブ『BQL400NB形』
(株)ライスターテクノロジーズは、全機種にデジタル温度制御モデルの熱風ヒータを標準搭載し、正確かつ簡単に美しいシュリンクが可能な高圧熱風式シュリンク装置『EZ-PACK』の展示を行っていた。
同製品は、デジタルで温度管理ができるため、常に同じ温度でシュリンクが可能で、多品種のシュリンクを行う時でも温度設定が簡単で高い再現性を実現。
自在な熱風で多種多様な容器やあらゆる材質のシュリンクフィルムに対応。
また、瞬間加熱で内容物や容器への熱影響は最小限に抑えられる。
高圧熱風式シュリンク装置『EZ-PACK』
アラインテック(株)は、ワークの集積状態を画像認識し、最適な打撃と振動でばらしを実現するばら積みワーク対応の打撃フィーダ『アラインピッキング DF』の展示を行っていた。
同製品は、ばら積み状態のワークを打撃フィーダで平面に分散させ、2次元カメラでワークを認識することによりピッキングを可能にした。
2次元カメラと打撃フィーダの組み合わせにより、ばらしのほか、識別や仕分けなど、様々な後工程への移載へ対応が可能。
打撃フィーダ『アラインピッキング DF』
(株)MAZINは、製造現場のIoT化を低コスト/短納期で実現する製造工程IoT化パッケージ『Zシリーズ』の紹介を行っていた。
同製品は、製造工程の種類別に見える化やAI化に必要な機能をパッケージングしたもので、複数パッケージを組み合わせていくことで製造ライン全体のIoT化を実現できる。
手軽に導入でき、開発費や開発期間も抑えられる。
包装工程保全パッケージ、均質化工程制御パッケージ、射出成形機IoT化パッケージなど、様々なパッケージをラインアップしている。
製造工程IoT化パッケージ『Zシリーズ』
同展示会の次回開催は、2021年12月8日(水)~10日(金)の3日間、幕張メッセにて開催される予定。
- 会社名
- Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社
- 所在地
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