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テクニカルレポート
2025.07.28
人とくるまのテクノロジー展2025 YOKOHAMA

次世代モビリティの方向性を示す最新技術が集結した展示会『人とくるまのテクノロジー展2025 YOKOHAMA』が、5月21日(水)〜23日(金)の3日間、パシフィコ横浜で開催された。

同イベントは今回で32回目となるリアル開催で、企業/団体の一般展示の他、『DXで実現するクルマの進化』『クルマを取り巻く社会 ・ サービスの進化』『モノづくりの進化』という3視点による自動車技術会の企画展示も行われた。出展された全製品のうち、ワールドプレミア(世界初公開)は17社17製品、ジャパンプレミア(日本初公開)は16社27製品。

出展社数は共同出展を含め617社、来場者数は3日間合計で79,808名(前回実績75,972名)となった。

■ 会期:2025年5月21日(水)〜23日(金)

■ 会場:パシフィコ横浜

■ 主催:(公社)自動車技術会

 

■さまざまな性能や機能を集約したオールインワン加工機

 ホッティーポリマー(株)は、低コスト ・ 高速造形 ・ 多色造形が可能なMEX方式3Dプリンタ『Bambu Lab』シリーズに新たに加わったフラッグシップモデル『H2D』シリーズから『H2D Laser Full Combo(10W)』の展示を行っていた。

同製品は、アクティブチャンバーを搭載した『X1E』やデュアルノズル ・ 造形サイズ拡大などにも対応した『H2D(Combo)』の性能 ・機能に加え、「レーザ、カット、描画」にも対応したオールインワン加工機となっている。

3Dプリンタ『H2D Laser Full Combo(10W)』

 

■バイオマスプラスチック、生分解性プラスチック、再結束可能タイプをラインアップ

 ヘラマンタイトン(株)は、『インシュロックECOシリーズ』の展示を行っていた。

同製品は、「地球温暖化の抑止、防止」「地球環境に優しい商品創り」をテーマに、カーボンニュートラルに寄与する商品や新しい付加価値を提供。植物由来樹脂のバイオマスプラスチック製品、植物由来で水と二酸化炭素に分解する樹脂の生分解性プラスチック製品の他、再結束可能な製品として『リピートタイ』『アウトレバー ・ リピートタイ』『リリースタイ』がラインアップされている。

地球環境に配慮した『インシュロックECOシリーズ』

 

■マルチレコーダや摩擦型トルクセンサなど各種製品を展示 ・ 紹介

 (株)東京測器研究所は、小型多チャンネルデータ収録システム『マルチレコーダTMR-300』シリーズや摩擦型トルクセンサ『FGDH-4A』をはじめとした各種製品の展示や紹介を行っていた。

同社は、ひずみゲージや電子測定器などの製造販売、測定 ・ 解析などの計測コンサルティングを展開しており、ブースにおいても『マルチレコーダTMR-300』や、ホイールが路面から受ける荷重状態を計測する小型6分力荷重計『SLW-25KNF』などを活用した車載計測システムの構築を提案していた。

同社ブースでは、複数の製品を活用したシステム構築を提案

 

■先端の曲がらないリジッドパイプ仕様の新製品を展示

 (株)SPIエンジニアリングは、新製品の超極細工業用内視鏡『HNL-1.8CAM120ST』をはじめとしたフルハイビジョン内視鏡や工業用内視鏡を展示及びモニタと接続してデモンストレーションを行っていた。

同製品は、直径1.8mmの超極細工業用内視鏡で、他の内視鏡では見ることのできない超極細穴や管内の検査用途にも使用できる。また、先端の曲がらないリジッドパイプ仕様となっており、同じ直径の内視鏡カメラ『HNL-1.8CAM120』と比較して先端のLEDが6倍明るく、強度も高い。

製品とモニタを接続したデモンストレーションを実施

会社名
Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社
所在地