同社の高速液体クロマトグラフ （HPLC）に統合されたトリプル四重極質量分析計。特徴は、①マスレンジ（質量範囲）、スキャンスピード、極性切り替えを改善したことで複雑なマトリックスのサンプルでも目的の化合物をより正確に分析することができる、②装置の真空を破らずにキャピラリを迅速かつ簡単に取り外せるゲートバルブを新たに搭載したことで稼働時間及び生産性を向上させられる、③新ゲートバルブは、真空を破ることなく数千回の取り付け、取り外しが可能な耐久性を備える、④可動部品を減らしたことで消耗や微粒子の発生を最小限に抑えておりメンテナンスの頻度も少なくなる、など。