電子線(EB)を照射する実験装置で、小型、軽量、低価格のコンパクトEBラボ機。特徴は、①実験装置の設計を大幅に見直し、電子線の浸透の深さに影響する加速電圧や必要なビーム電流を制限することで低コスト化を実現、②標準機と比較して容積を1/5以下、重量を1/6以下まで小型／軽量化、③キャスタ移動も可能、④セルフシールド（自己遮蔽）構造やインターロックを採用し、安全性が高い、⑤高電圧電源には温室効果ガス（SF6）を使用せず環境に優しい構造、⑥最大照射線量500kGyの高出力で、UV（紫外線）硬化や熱硬化と比較して瞬時に処理ができる、など。