モータ/電源/EMC・ノイズ対策などの「製品を支える要素技術」から、生成AI/スマートファクトリーDXなどの「生産現場を支えるデジタル・オートメーション技術」まで、ものづくりに必要な幅広い技術・製品・ソリューションが集結する総合技術専門展示会『TECHNO-FRONTIER 2026』が、7月15日(水)〜17日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催された。
同展示会を構成する展示会は、『モータ技術展』『電源システム展』『EMC・ノイズ対策技術展』『熱設計・対策技術展』など回数を重ねた展示会の他、『産業データ連携・デジタルツイン推進展』『製造業の生成AI展』など5つの展示会が新設され、合計19となった。また、完成車メーカーなどの専門家が車載ならではの設計・評価の要点をYouTuberのイチケン氏と対談形式で解説する『イチケンラウンジ』も開催。その他、合計80の主催者セミナー/出展者セミナーも行われた。
出展社数は440社、出展ブースは842ブース、来場者数は3日間合計で33,637名となった。
■ 会期 2026年7月15日(水)〜17日(金)
■ 会場 東京ビッグサイト
■ 主催 (一社)日本能率協会
■ 放熱グリスのようなポンプアウトが発生しない熱伝導性粘着シート
リンテック(株)は、小型化・高密度化が進む半導体製品の放熱に適した、柔軟性と高い熱伝導性を兼ね備えた『熱伝導性粘着シート』の展示を行っていた。
同製品は、同社が「Wellbeing, Sustainable and Smart – 持続可能なスマート社会を目指し、誰もが生き生きと暮らせる」という意味を込めて立ち上げたパーパスブランド『Welsurt(ウェルサート)』の製品。高い熱伝導性、高い信頼性、熱設計通りに貼れるという特徴をもち、CPU、GPU、SSDなどの発熱源とヒートシンクの界面に適用することで安定した動作環境を実現する。放熱グリスのようなポンプアウトが生じず、長期使用においても熱抵抗増大を抑制する。

『熱伝導性粘着シート』
■ ビューラーモータ製モータのストックサービス品は1個からオーダー可能
光進電気工業(株)は、同社が取り扱う欧州製の高性能DCモータなどの展示を行っていた。
同社の光進ミニモディビジョンが輸入販売する中のひとつ、ドイツのビューラーモータ製のDCコアードモータ、DCギアモータ、ECモータ(ブラシレスモータ)、BLDCウォータポンプのストックサービス品は1個からオーダー可能となっている。その他、シリコンウエハやフォトマスク表面の微細ダストをメガソニックで除去するソノシス製の『高周波超音波洗浄処理システム』なども展示されていた。同製品は、ノズル噴射式、洗浄槽内投込み式などがラインアップされ、最小0.1μmからのパーティクルを除去する。

欧州製のさまざまなモータが展示されていた同社ブース
■ EtherCAT通信をはじめ、さまざまな制御が組み込まれたオールインワンボード
(株)コスモテックスは、EtherCAT対応のMainデバイス『PXEP-CN』の展示およびデモンストレーションを行っていた。
同製品は、EtherCAT通信・リアルタイム制御・モーション制御が1つのボードに組み込まれたオールインワンボード。31軸モーション制御・I/O制御が可能、USB接続に対応しており、ノートPCで簡単に検証が可能、25社以上・50種類以上のスレーブ検証実績、ETGが認定したEtherCATテストセンタによる公式テストの合格製品であれば環境によって対応可能、特殊な環境を必要とせずWindowsベース(Visual Studio)でアプリケーション開発が可能、Pythionにも対応などの特徴をもつ。

EtherCAT対応のMainデバイス『PXEP-CN』
■ 原因や兆候を撮影して動画ファイルに記録
(株)イマジオムは、生産ラインや製造機械のトラブル対策として、原因や兆候を撮影して動画ファイルに記録する総合カメラシステム『TargetWatcher』の展示を行っていた。
同製品は、時間をさかのぼって原因や兆候を記録する『遡及記録機能』、多数のカメラで原因や兆候を見逃さない『多カメラ対応』、高性能の産業用カメラで素早い動きも記録する『高速カメラ対応』、さまざまな記録方法を組み合わせた利用が可能な『マルチレコーダ』などが特徴。同製品の本体PCにはカメラが撮影した映像が絶え間なく送られてくるが、それらを全部保存しているわけではなく、必要によって動画を作成して保存する。

総合カメラシステム『TargetWatcher』
■ 小型化/軽量化を実現した、積層構造をもつトランス
(株)ジェピコは、ペイトン社のプレーナー型トランスの展示を行っていた。
同製品は、従来の巻線型では不可能な小型化/軽量化を実現した、積層構造をもつトランス。独自の磁気設計技術によりエネルギーロスを最小化して高効率な電力変換を実現、高周波スイッチング電源に最適化された設計によって小型ながら高出力を実現、高周波化・高密度化に対応、ノイズ低減設計によってEMI対策・EMC対策に対応、システム全体の安定動作と設計工数削減を支援などの特徴をもつ。最大200kWクラスまで対応し、防衛産業/データセンタ/産業機器などの信頼性が求められる分野において、幅広い採用実績がある。

同社ブースに展示されていたペイトン社のプレーナー型トランス
■ 出力AC100V仕様の他、出力DC12V仕様もラインアップ
東京電源(株)は、商用電源に異常が発生した場合に一定時間電力を提供し続け、機器の動作を継続してトラブルを回避する無瞬断の『無停電電源供給機(UPS)』の展示を行っていた。
同製品は、信頼性の高い常時インバータ給電方式が採用されており、安定した定電圧・定周波数を提供。商用電源の停電/復電切り替え時に瞬断がなく、ネットワークカメラやIoTセンサ、高い安定性が求められる通信機器のバックアップにも安心して利用することができる。出力AC100V仕様(交流入力/交流出力)の他、出力DC12V仕様(交流入力/直流出力)もラインアップされている。

『無停電電源供給機(UPS)』
■ 要望に合わせたカスタムも可能な大容量高周波トランス
加美電子工業(株)は、SiCやGaNのパワー半導体に最適な『大容量高周波トランス』の展示を行っていた。
展示されていた同製品は、コアサイズUU100×4の30kWタイプ。大容量高周波トランスは、スイッチング電源/パワーコンディショナ/汎用インバータ/高周波誘導加熱装置など容量の大きい装置の用途に向いている。また、同社では要望に合わせた仕様へのカスタムを受け付けており、コアサイズUU100の他、コアサイズUU79も組み合わせた仕様にも対応している。

コアサイズUU100×4/30kWタイプの『大容量高周波トランス』
同展示会の次回開催は、2027年7月14日(水)〜16日(金)の3日間、東京ビッグサイトにて予定されている。
- 会社名
- Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社
- 所在地

-
真空リフロー、N2リフロー、エアリフローのことなら、エイテックテクトロン(株)にお任せください。フラックスレス真空リフロー装置販売開始!エイテックテクトロン株式会社
-
独自の加工技術とノウハウで様々な材料にチャレンジ 〜色々なアイデアを生み出して研究者をサポート〜 ムソー工業株式会社 代表取締役 尾針 徹治 氏Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社
-
話題のGlass PKG実装技術の動向 〜先端電子部品への応用と 最新のCuダイレクトめっきGWCについて〜 Grand Joint Technology Ltd 大西 哲也(T. Onishi)Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社











