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テクニカルレポート
2026.05.26
第25回 スマートエネルギー WEEK [春]

春/秋/関西の年3回開催される世界最大級の新エネルギー総合展『スマートエネルギー WEEK』。その中で、水素・燃料電池/太陽光発電/二次電池/スマートグリッド/洋上風力/バイオマス発電/ゼロエミッション火力などさまざまな技術が出展し、世界各国から専門家が来場する世界最大規模の展示会として定着している春展が、3月17日(火)〜19日(木)の3日間、東京ビッグサイトで開催された。

同展示会は『第25回 [国際]水素・燃料電池展』『第22回 [国際]太陽光発電展』をはじめとする7つの展示会と特別企画『建材一体型太陽光発電ワールド』で構成され、『第8回 サステナブル経営 WEEK [春]』も同時開催。

出展社数は1477社、来場者数は3日間合計で63,274名となった。

■ 会期:2026年3月17日(火)〜19日(木)

■ 会場:東京ビッグサイト

■ 主催:RX Japan(同)

 

■さまざまな材料から選定可能なメンブレン支持体メッシュ

 (株)NBCメッシュテックは、メンブレン支持体メッシュ、バイオマスプラメッシュやリサイクルプラメッシュ、同社の特許取得技術『Nafitec(ナフィテック=機能性無機ナノ粒子固定化技術)』を用いた『Nafitec ふるい網』などの展示を行っていた。

メンブレン支持体メッシュは、合成繊維(PPS、LCP)や金属繊維(Ni、SUS)などさまざまな材料から選定でき、水電解装置/燃料電池/酸・アルカリ回収/食塩製造などに使われる電解質膜の支持体として使用可能。希望に応じたメッシュの提案も可能となっている。

メンブレン支持体メッシュの拡大模型などが展示されていた同社ブース

 

■最大出力485W/変換効率24.3%の片面発電ダブルガラスモジュール

 トリナ・ソーラー・ジャパン(株)は、太陽光発電モジュールの片面発電ダブルガラスモジュール『Vertex S+ G3』をはじめとした製品の展示を行っていた。

同製品は、産業・商業施設向け屋根設置用途のモジュール。スペースに制約のある施設屋根の設置に適したサイズの1762×1134×30mmで、最大出力は485W、変換効率は24.3%。裏面反射増強技術・接触抵抗低減技術・端面パッシベーション技術により高効率化を実現し、塩害・アンモニア・砂塵・高温多湿などの環境条件に対応するダブルガラス構造などの特徴がある。機械的強度は、耐積雪荷重5400Pa、耐風圧荷重4000Paとなっている。

手前が片面発電ダブルガラスモジュール『Vertex S+ G3』

 

■グリーン水素製造プロセスにおける、H2OおよびO2を測定する装置を展示

 エンドレスハウザージャパン(株)は、グリーン水素製造のためのH2OおよびO2を測定する装置の展示を行っていた。

同装置は、高い信頼性の測定を実施するため、グリーン水素製造におけるTDLASおよびQF光学分析技術を使用。精製段階における安全性・プロセス制御・水素品質検証の向上、無干渉での正確なリアルタイム測定、可動部なし・電解液なし・長寿命オプティックによってメンテナンス作業を大幅に低減などの特徴をもつ。グリーン水素とは、太陽光や風力など再生可能エネルギー源由来の電力によって、製造過程でCO2を排出しない水素のこと。

グリーン水素製造のためのH2OおよびO2の測定装置

 

■日本初開発の高圧水素を供給・充填する『HHVカプラ』

 日東工器(株)は、日本で初めて開発された、高圧水素を供給および充填する水素用カプラ『HHVカプラ』の展示を行っていた。

同製品は、全国の水素ステーションで採用されており、70MPaと35MPaがある。正しく接続されていないと水素が充填できないよう同社独自のセーブティバルブを搭載(70MPa)。また、目視にて接続確認ができるオン/オフインジケータや加圧状態が分かるカラーインジケータも搭載(70MPa)。接続は作業性の高いワンタッチ方式だが、35MPa車両への

70MPaノズルの誤接続防止対応がとられている。

HHVカプラの『H70充てんノズル(NFタイプ)』(左)と『70MPaレセプタクル(NF)』(右)

会社名
Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社
所在地