3D ToFシステムを用いて距離測定や空間認識を行うLiDAR向けに開発された、赤外120W高出力レーザダイオード。特徴は、①独自の素子開発技術によりレーザ波長の温度依存性を一般品比66％減となる⊿11.6nm（平均0.10nm/℃）まで低減。このためバンドパスフィルタ3の狭小化に寄与するのでLiDARの遠方検知に貢献する、②きわめて小さい発光幅270μmでありながら、発光幅の97％にあたる264μmの領域で均一な発光強度を実現しており、LiDARの高精細化にも貢献する、③高い電力光変換効率（PCE）も実現しており、高効率な光出力ができることから、LiDARの低消費電力化にも貢献、など。