降雨を貯留部に蓄積しその重量増加により降雨量を計測する貯水型雨量計。特徴は、①降雨を貯留し重量を計測するため、転倒ます型雨量計の短所である降雨強度の増大にともない計測値がマイナス傾向になる計測ロスを防止し、原理的に計測精度が降雨強度に影響されない、②高精度電子秤により、0.01mmの降雨も測定値として扱う、③貯留した降雨はアルゴリズムに従って降雨を蓄えながら定期的に自動排水され連続して計測が可能、④気象業務法に基づく検定を取得し、検定有効期間が定められてなく、再検定は不要、など。