5G NRミリ波帯デバイスの無線リソース管理について、複数の到来角を含め、3GPP仕様による完全なコンフォーマンス試験が行える製品。4台のCATRリフレクタを備え、それぞれが30cmのクワイエットゾーンを有する。各クワイエットゾーンがオーバーラップし、その共通部に複合的なクワイエットゾーンが生まれるため、被試験デバイス（DUT）をあらゆる方向からの大きなクワイエットゾーンで包むことが可能で、こうしたセットアップなら、実際のネットワーク環境とまったく同じように、異なる角度から同時に信号が到来する状況にDUTを置いて試験可能になる。