ナノレベルの薄膜の密着強度を定量的に評価する製品。特徴は、①1μm以下の薄膜評価に真価を発揮する、マイクロスクラッチ法を採用、②｢JIS R 3255 ガラスを基板とした薄膜の付着性試験方法」に準拠した測定が可能、③測定データと測定傷観察システム（オプション）による観察画像のリンクが容易に行える、④グラフの変化点とスクラッチ痕の照合は破壊モードの解析に有効でJIS R 3255の判断方法としても推奨されている、⑤マイクロスクラッチ法の測定原理の他、垂直方向の破壊検出信号を追加、この同社独自の検出方式で数ナノレベルの薄膜の剥離でも明確な破壊信号を取得可能、など。