ブックタイトルメカトロニクス5月号2021年

概要

メカトロニクス5月号2021年

小型静電容量式センサ、他タクミ商事（株）小型静電容量式センサ温湿度／赤外線温度センサタッチスイッチ付きVFDモジュール全自動式低湿ドライボックスタッチセンサGU-DシリーズMcDRY　人体検出に特化した小型静電容量式センサ。特徴は、①接点のない信号入力や人体の検出に使用、②デジタル出力は、型式により動作感度10～100pFまでの検出に対応、③オープンコレクタ出力、④特殊なインタフェース回路は不要で、ダイレクトにマイコン等に入力可能、⑤人体がもつ静電気に対しても内部に保護回路を備えており、外部で対策する必要がない、⑥電子機器の入力スイッチ／着座センサ／インタロック入力等の使用用途に適している、など。　1台で温度と湿度を計測できる温湿度センサと、検出体に接触させずに非接触で物体の表面温度を計測できる赤外線温度センサ。温湿度センサの特徴は、①測定温度範囲：－ 30 ～80℃、②測定湿度範囲：0 ～100％ RH、③防水を備え、水滴や粉塵のある環境でも使用可能（IP64）、など。赤外線温度センサの特徴は、①高精度でローコスト、②測定温度範囲：－ 20 ～150℃、③防水を備え、水滴や粉塵のある環境でも使用可能（IP65）、など。両センサともIoTで活用されることが多いが、特に最近では温湿度センサを用いて農園や植物工場の温湿度監視に注目が集まっている。　明るく見やすい表示器「VFD」※）に、高感度静電容量方式タッチスイッチパネルを搭載したディスプレイ。特徴は、① VFD ならではの抜群に見やすい画面でタッチ操作が可能、②従来の表示コマンドと同体系でのタッチコントロールコマンド搭載で簡単制御、③サイズラインアップは、グラフィックVFDモジュールで好評の128X32D、140X32F、256X64C、256X128C、256X128D の5 種類、④高いタッチ性能をもち、手袋や厚いカバー越しでもタッチ操作が可能、など。※）VFD：1966 年にノリタケ伊勢電子が発明した日本独自技術の表示素子。青緑色の落ち着いた発光色と広温度域での安定動作で、様々な用途の表示部に採用されている。（詳細はHP を参照。https://www.noritake-itron.jp/products/module/gu-d）　優れた防湿管理により、リフロー時のICパッケージ、LED 等のマイクロクラックをゼロにする全自動式低湿ドライボックス。特徴は、①低湿度1％ RHを安定維持、② IPC/JEDECJ-STD-033D、IPC-1601 に準拠、③ 静電防止（ESD）IEC61340-5-1 に準拠、④プリント基板の低湿度管理にも最適、⑤リチウム関連の低湿度管理や電子部品以外（粉体、フィルム、加工部品）の保管にも最適、⑥ 3Dプリンタ用の樹脂、金属系材料の吸湿防止にも最適、⑦余ったIC パッケージの再パックやベーキングの必要がない、など。●タクミ商事（株）　東京都新宿区西新宿6-22-1CO2ロギングメータ急速液体凍結機サイバネテック社製ReCella 150L　室内の換気状態を可視化するサイバネテック社製CO2ロギングメータ。特徴は、①本体内に搭載したCO2センサでCO2／温度／湿度を測定し、タッチパネル液晶に表示、②建築物環境衛生管理基準等で定められているCO2の含有率（1000PPM以下）を超えるとアラームが鳴り、換気を促すことで3密を回避、③空間の換気能力に応じた利用人数／時間の目安になる、④本体内部メモリで最大7日間、SDカード利用でさらに長期間の記録が可能、⑤ Wi-Fi 機能を用いたスマホ等での遠隔監視にも対応可能（オプション機能）、など。　主に厨房で使用することを目的に開発した急速液体凍結機。特徴は、①冷却機にスターリングクーラーを採用することで、作業台の上に設置して使用できるほどの小型化と、家庭用100Vコンセントに繋いで－ 49℃までアルコールを冷却することを実現、②肉、魚、調理済の食材を予め真空パックして冷却したアルコール液に入れて急速冷凍を行うことで、細胞や組織を傷めることなく、解凍しても冷凍前と同じ食感を味わうことができる、など。主な仕様は、寸法：670 × 630 × 355mm、重量：49kg（タンク空）、電源単相：100V、消費電力最大：200W、など。14 MECHATRONICS 2021.5センサ・計測・制御請求番号E5009請求番号E5010請求番号E5011請求番号E5012請求番号E5013請求番号E5014