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テクニカルレポート
2014.05.23
1,100℃で使用可能なヒータなど多彩なオリジナル製品で事業展開
ユーザーに喜ばれる製品開発を目指して
三洋熱工業株式会社

繊維/陶磁器/プラスチック/自動車/電子部品/半導体などの分野で、ヒータ関連の開発/製造/販売を行っている三洋熱工業株式会社。ユーザーの声に耳を傾けながら、自らオリジナリティー溢れる製品開発を行う代表取締役 奥田 勝彦 氏に同社の概要や技術、製品などについてお話しを伺った。

御社の概要についてお聞かせ下さい

 奥田:当社は1963年4月に、電熱ヒータ、電熱機器の製造/販売を目的に設立しました。起業の経緯としては、私は工業高校を卒業後、あるヒータメーカに一年ほど勤めたのですが、その時に縁あって高蔵工業株式会社(以下、高蔵工業)の高橋社長と出会えたのがきっかけになりました。高蔵工業は砥石を製造する会社で、砥石を製造する過程で焼成炉を使用し、その焼成炉にヒータを多く使用する関係で私に声をかけて下さいました。資本などの援助もして頂き、高橋社長が代表取締役を兼任する形で、ヒータを製造する当社を立ち上げることになりました。
起業当時は、名古屋市中区にある高蔵工業の関連会社のビルの一室をお借りして、昼間は営業活動を中心に行い、夜や休日となる土日を利用してヒータをつくる生活をすべて一人で行っていました。また、ヒータに関する知識もそれほどあったわけではなかったので、お客様に育てていただいたというか、叱られて勉強していったという感じでした。このような状態が2?3年続きましたが、今思えば、当時はお客様の喜んで頂ける顔を見ることで大変だったと感じることも全然苦にもなりませんでした。その後、3人ほど新卒の学生さんに来てもらい、1967年8月に現在の所在地である春日井市出川町に春日井工場を完成させました。1988年4月には、本社も現在地に移転し、それと同じくして高橋社長が引退されるということで、私が代表取締役に就任いたしました。そして、1996年4月に新社屋を完成させ、現在では従業員も30人ほどになっています。
 開発に関しては、現在もすべて私が担当しています。今まで、お客様に育ててもらった経験が当社のノウハウとして培われており、そのノウハウを活かしながら製品開発を進めています。
当社の扱うヒータは、暖房器具などで使用するようなものではなく、例えばデジタルカメラのレンズをつくる金型とか、テレビのバックライトをつくる装置などの熱源となる小さな部品で、様々な産業分野で使用されている製品です。

 

会社名
三洋熱工業株式会社
所在地