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テクニカルレポート
2014.05.28
技術革新と独自のサーボ制御技術により生まれた新しいモータ制御技術
発熱を抑え、人間が「つかむ」と同等の力加減を実現
株式会社 ハイピーテック

 柔軟な発想と優れたモーションコントロール技術の知識/ノウハウでメカトロニクス分野をサポートする株式会社ハイピーテック。今回、サーボモータとステッピングモータの中間となる新しいジャンルの融合制御領域にチャレンジする同社の概要と技術、新製品などについて、代表取締役 池野 成雄 氏にお話しを伺った。 

御社の概要についてお聞かせ下さい

  池野:当社は1985年7月に設立し、主にモータ制御を中心に事業展開している会社です。規模としてはそれほど大きな会社ではありませんが、モータ制御に必要ないくつかの要素として、モータ制御する専用LSI、それからこのLSIをボードに搭載したモーションコントロールボード、そしてモータに電力を供給するモータドライバといった3つの要素を自社で対応できるという強みをもっています。
  元々は、先代の小野社長が創業した会社ですが、1998年頃に体調を崩されて会社の経営を引き継いでもらえないかというお話しを頂いておりました。私自身もテーピング装置の開発を行う株式会社バンガードシステムズという会社を創業していましたが、小野社長とはサラリーマン時代からの取り引き先の関係で、お互い創業してからもテーピング装置に使用するモータ関連製品は、小野社長のところから仕入れていたこともあり、1999年6月に株式会社バンガードシステムズのグループ会社として、私が引き継ぐことになりました。
  小野社長時の当社は、DCサーボモータが事業のメインになっていましたが、市場ではACサーボモータが徐々に出始めてきており、技術的に少し陳腐化しているような状況でした。経営面では、特に営業に力を入れなくてもモータ制御の隙間の仕事が継続して入ってきたり、大手メーカーのOEMなどでそれなりに安定はしていましたが、市場がACサーボモータに流れる傾向にあることや、大手メーカーがモータとサーボドライバをセットで販売するようになったことから市場のニーズもセット販売へと移り変っていき、当社の当初の技術力はサーボドライバだけと幅が狭いため、市場のニーズに対応することが難しいといった課題を抱えていました。そこで、モータ制御の技術の幅を広げていくために技術者を募集し、モータコントロール用LSIからモーションコントロールボートやソフトウエアまで開発できるような会社へと徐々に変貌を遂げていきました。
  そして、ここ2、3年は会社の力もついてきたことで自社製品の開発に乗り出し、営業を強化して販売に力を入れています。また、DCサーボモータについてもニッチな部分でまだまだ需要があり、大手メーカーが撤退した分当社に注文が入ってくるので、技術はしっかりと残しています。さらに最近では、OEMの受託開発でもサーボドライバなどの単体だけでなく、サーボドライバ付きのコントローラといったトータルでの依頼も増えてきており、標準品以外で大手メーカーが対応できない部分をフォローしながら事業を展開しています。

 

 

会社名
株式会社 ハイピーテック
所在地