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スペシャルインタビュー
2022.07.15
音響/自動制御をコア技術にした省人化ソリューション
〜お客様の要望に寄り添った最適なものづくりを提案〜
株式会社 MEMOテクノス
代表取締役 ソリューションデザイナー 渡邊 将文 氏

■今後の展開についてお聞かせください

 

渡邊 : 今後の展開としては、我々にとってロボティクスはソリューションのツールという位置付けなので、よりサービス寄りのソリューションに力を入れていきたいと考えています。それは、人手不足の解決というポイントでいくと、産業用ロボットはかなり活用されつくしてる感がありますが、ロボットの活用させる場面にはまだまだ空白個所が存在しています。

その中で、我々が特に注目しているのが、2つの市場におけるサービスロボットの展開になります。1つは、介護や飲食などの人と人が接点するシチュエーションで、「人じゃなくてもいいかな」といったケースに、どのようにサービス展開していけるのかということです。

もう1つは、鉄工場や工事現場などで特に危険を伴う作業について、サービスや省人化できるロボットの展開になります。この市場は、ほとんどロボティクス化が進んでいない状況なので、人が作業するには非常に危険な環境において適用できるロボット技術を共同研究したり、他の分野から応用して適用したりすることを狙っています。

現状では、すでに情報収集を始めており、海外の専門メーカーなどにコンタクトをとりながら、当社の技術向上にも努めているところです。

また最近、私の名刺にソリューションデザイナーという肩書きを追加したのですが、これは「お客様の困りごとをヒヤリングしてそこに適用できるアイデア/ソリューションを探し、当てはめていくようにデザインしていく」といった当社オリジナルのポジションになります。現状では、私を含めて3名がそのポジションを担っており、当社だけでは対応できない案件も色々とありますので、それに対応できる力や技術をもつ会社と連携し、我々がハブとなって問題解決に取り組んで行きたいと考えています。

そして、社内でソリューションデザイナーを徐々に増やしていくことが、事業の発展にも繋げていけると思いますので、人材育成にも力を入れていきます。

本日はお忙しい中ありがとうございました。

会社名
株式会社 MEMOテクノス
所在地
相模原市南区