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スペシャルインタビュー
2022.07.15
製造業に特化したオンラインマーケットプレイスを展開
〜工作機械/計測器/精密機器の中古市場の活性化に貢献〜
Ekuipp株式会社
代表取締役 松本 悠利 氏

■では、資産管理台帳『Ekuipp台帳』の概要と特徴などについてお聞かせください

 

松本 : ユーザーにお話をさせていただき中で、皆さん資産台帳では色々と苦労されているようです。資産台帳を見える化することで、必要なものと必要でないものが明確になると考え、このサービスをスタートさせました。

『Ekuipp台帳』は、完全無料で今すぐ使える測定器の資産管理ツールです。メールアドレスとパスワードを登録するだけで、ブラウザから今すぐ無料で使用することができ、機能も充実しています(写真5)。

写真5 資産管理台帳『Ekuipp台帳』

 

基本機能としては、機器の画像や型番などの「機器情報」、保管場所などの「管理情報」、「校正状況」や「簿価情報」を登録し、一覧することが可能です。

また、グループ管理機能を搭載しています。これは、紙の台帳やデータ化している場合でも、部署や個人がそれぞれ別のソフトウエアで管理していると、社内の機器情報を一元化できず管理が不十分になります。『Ekuipp台帳』はクラウド型のツールなので、部署や拠点が違っても、1つの台帳を効率的に共有/編集ができ、台帳は常に最新の状態に保たれます。

さらに、Ekuipp連携機能を搭載しています。これは、オンラインマーケットプレイス『Ekuipp』との連携により、不要な機器はすぐに出品が可能となり、遊休資産を現金化するチャンスを逃しません。それから、『Ekuipp』で購入した機器も自動で台帳に追加されます。

その他にも、「校正期限のアラーム」や「校正書類のアップロード」など、お客様のニーズに合わせた機能を随時追加しています。

このように現在は、『Ekuipp』と『Ekuipp台帳』の2つが、当社のビジネスツールになっています。

 

■今後の展開についてお聞かせください

 

松本 : 引き続き、製造業に特化した『Ekuipp』と『Ekuipp台帳』を認知していただくことが、当面の目標になると思います。お客様にお話を聞いていただく中で、「このようなサービスがあることを知らなかった」といった意見がほとんどなので、それをどのようにフォローしていくかが今後の展開になります。

営業活動もそうですが、今回のようなインタビューなどのPR活動も1つの手段であると捉えています。そのため、メディアなどにも積極的に出ていきたいと考えており、展示会などにも出展を検討しています。

展示会に関しては、すでに製造業向けの展示会に出展したことがありますが、そこでは新製品や新技術の情報収集などで来場される方がほとんどだったので、ちょっと出展する展示会を見誤ったかなと思っています。そのため、次回はリサイクルや環境向けの展示会に絞って出展をしていきたいと考えています。

また、私たちのサービスを認知していただくことと平行して、国内だけでなく海外のバイヤーも増やしていきたいと考えています。すでに、何社かのバイヤーとは業務提携していますが、さらに増やしていくことにより、販路の拡大にも繋げていけると思っています。

それから最後に、この記事を読まれた読者の中で、不要になった測定器や機器の処理にお困りなっている方がいらっしゃいましたら、当社にご連絡いただくか当社ホームページをご覧いただければ、何かお手伝いできることがあるのではと思っています。

 

本日はお忙しい中ありがとうございました。

会社名
Ekuipp株式会社
所在地
東京都大田区