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スペシャルインタビュー
2022.07.01
様々な現場のニーズを形にしたオリジナル製品を開発
〜ファブレスメーカーの強みを活かしたビジネス展開〜
株式会社 トゥーワン
代表取締役 堀尾 順一 氏

■今後の展開についてお聞かせください

 

堀尾 : 最近では、新たな取り組みとして小型ハイビジョンカメラを使った自動外観検査システム『Ein’s』の販売を始めましたが(写真7)、今後は製品販売だけでなく、検査の仕方など当社が今まで培ってきたノウハウをセットにし、色々と提案していければと考えています。

写真7 自動外観検査システム『Ein’s』

 

製品自体もジェットエンジン内の検査に使用されているハイビジョンカメラの技術を応用し、ハイスピードで高精度を実現するとともに、価格も低コストを実現しているので、手軽に自動外観検査システムを構築できるというメリットがあり、それに当社のもつノウハウをセットにして新たな市場開拓を目指していきます。

それから、今まで自社開発してきたオリジナル製品を組み合わせることで、新たな提案を色々と行っていきたいと考えています。例えば、今まで店舗中心に提供していた『チョットきてコール』を、モニタを加えて工場など生産現場に設置することで、音声と視覚による生産効率の向上や安全面でも寄与できると思います。

あとは、『MEPS21』の開発により、医療分野への足掛かりができたので、これを機にさらなる現場の声に応えながらバージョンアップを積み重ねていき、介護分野にも展開していく予定です。またこの製品は、機能面から製造業やその他の分野にも展開が可能だと思うので、色々と準備を進めていきます。

そして、これからもファブレスメーカーとしての強みを最大限に活かしながら、ビジネスを展開していきたいと考えています。

 

本日はお忙しい中ありがとうございました。

会社名
株式会社 トゥーワン
所在地
名古屋市中区